【わかりやすく超解釈!】気をつけるべきAmazon規約7選
こんにちは、Amazon販売最大化のコンサルタント、石山です。
この記事では、Amazonの規約について書いていきます。
でも、見たことがある方はわかると思いますが、
かなりゴチャゴチャしていて見辛いです。
Amazonの規約についてどのくらい理解していますか?
元々が海外の会社ですし、非常に細かく決められていますので、
正直わかりにくい部分も多いです。
ですがAmazonでビジネスをする以上、
残念ながら「知らなかった」では済まされません。
そこで今回は
「商品カタログを作るときに、気をつけるべきAmazon規約7選」と題し、Amazonの規約についてわかりやすく噛み砕いてお伝えしていきます。
↓↓↓↓最新情報を取る場合はこちら↓↓↓↓↓
「規約が重要なことはわかるけど・・・」
Amazonの規約については、Amazonのサイトでチェックすることは可能です。
これは規約の中の一つの項目なんですが、これだけでも文字数が多くて、正直読むのが面倒くさいと思います。ですが冒頭で書いたとおり、Amazonで販売している以上は規約を守る必要がありますし、規約違反を指摘されてしまえばそれに従うしかありません。
あなた自身も気づくことがあるかもしれませんが、Amazonで販売されている商品や画像などを見ると、規約違反のものはいくらでも見つけられます。
実際、仮に規約違反を犯していたとしてもすぐに見つかるかはわかりませんし、もしかしたらずっと見つからないかもしれません。
ですがあくまでも「かもしれません」です。
特にOEM商品は少数精鋭で戦いますので、規約違反が1つの商品だけだとしても、大きな損失を生みかねません。
そしてOEMのメリットは、少ない商品を大切に育てられることでもありますので、規約は正しく把握しておきましょう。
Amazonの規約や考えを学ぶ上で、
Amazonの歴史を知っておくのも大切です。
Amazonの歴史や創業者については、こちらの記事でまとめています。
では改めてAmazonの規約について、
大きく7つに分けて解説していきます。
気をつけるべきAmazon規約
新規登録に関するAmazonの規約
まずは、Amazonでのアカウント新規登録に関する規約です。
出品アカウントの作成方法については、こちらの記事でまとめています。
「Amazon店」はNG
出品アカウントで注意すべき規約といえば、上で紹介した記事の中にも載せていますが、「表示名(店舗名)」についてですね。
一番のポイントは、楽天などではよく見られる「~店」がNGということじゃないかと。
ですので、「Amazon店」「アマゾン店」「@アマゾン」などがNGなんですね。もちろん「Amazon.co.jp店」でもダメです。
「どうしてこういうキーワードを入れたがるのか?」
「どんなメリットがあるのか?」
それがピンときていないかもしれませんので、念のためにお伝えすると、
・Amazonと関係があるショップと思われる
・GoogleSEOに好影響を与え、Google検索での上位を狙える
などが考えられます。
ですがAmazonは、あくまでもAmazon内での健全な競争を求めているようで、これらの単語を店舗名に入れるのを禁じています。
他のブランドやドメイン名を拝借しない
残りを上から順に見ていきますと、一番上は、要は他のブランド名とかを使うなってことですね。これは、Amazonじゃなくても怒られると思います。
特にルイ・ヴィトンやグッチなど、ハイブランドになると注意では済まされず、訴訟問題とかにも発展しかねません。
オリジナルブランド商品を作っていくんですから、ぜひともオリジナルの名前を考えてみてください。
その次はドメイン名の話ですね。ドメイン名というのは、要はサイトのURLのことで、日本のAmazonであれば、「amazon.co.jp」がドメイン名です。
他には例えば「yahoo.co.jp」の「yahoo」とか、「facebook.com」の「facebook」とかを登録しないということですね。
猥褻?不敬?
特殊記号はあの記号を使わなければ良いだけですが、その次の「猥褻(わいせつ)かつ不敬(ふけい)な言葉」という下り。
攻撃的な言葉はわかりますよね?「フ○ック」とかです。インパクトはあるかもしれませんが、そういうブランディングは結果的に損をする可能性が高いですし、そもそも規約違反ですのでやめましょう。
とりあえず「猥褻」と「不敬」を辞書で調べてみました。
わい‐せつ【×猥×褻】
1 みだらなこと。いやらしいこと。また、そのさま。「―な話」「―な記事」
2 法律で、いたずらに人の性欲を刺激し、正常な羞恥心 (しゅうちしん) を害して、善良な性的道徳観念に反すること。「公然―」「―物」ふ‐けい【不敬】
尊敬の念を持たず、礼儀にはずれること。また、そのさま。※goo辞書より引用
猥褻は、つまりアダルト関係の文言ですね。これもそういう商品を扱う場合であっても、お店の名前に基本的に入れるべきではないです。
不敬については誰かをバカにしたり、傷つけるような言葉ですね。
これは店舗名に限らず、他の部分でも使うべきではないです。
取扱商品に関するAmazonの規約
次にAmazonで取扱える商品についての規約です。
こちらも詳しくは、Amazonのサイト内でチェックできます。
Amazonでの出品禁止商品だけでなく、輸入の規制がかかっていたり、輸入禁止の商品についてはこちらの記事でまとめています。
アダルト系の商品は、基本的に取り扱わない
そもそも法に触れる商品が取り扱えないのは当たり前なんですが、ここでもアダルト系の商品などはなかなか厳しいようです。
アダルトに関してはAmazonだけでなく、GoogleやYahoo!も厳しいため、もし取り扱いをしたいのであれば、自分でネットショップを立ち上げてしまうのが一番ではないかと。
ただ、私はOEM商品としてアダルトグッズを取り扱うのは薦めませんけどね。そんなものを取り扱わなくても、十分な収益を上げられる商品はいくらでもあります。
あとは自分で複製したCDやDVDであったり、テレビ番組を録画したものであったり、著作権的にグレーな同人系の商品がダメなのは当然ですよね。
拳銃や麻薬などもAmazonでの販売とか以前に、そもそも日本で所持する行為自体がNGです。この辺りに関連して、モデルガンやおもちゃの刀なども引っかかる可能性がありますので、怪しいと感じるものは取り扱わないのが無難ですね。
出品のために申請が必要なカテゴリーについて
その他、出品そのものは可能なんですが、事前にAmazonに申請しておく必要があるカテゴリーがあります。
時計
ヘルス&ビューティー
アパレル、シューズ、バッグ
コスメ
ジュエリー
食品&飲料
ペット用品
アパレルやジュエリーなどはOEM商品との相性が良いので、必ずカテゴリー申請をしておきましょう。
カテゴリー申請のやり方については、こちらに詳しくまとめています。
ただ、記事にも書いているとおり、
・ビューティー
・ドラッグストア
・食品&飲料
の3つは取り扱いの難易度が少し高めです。
出品に関するAmazonの規約
次は出品についての規約ですが、こちらは取り扱い商品と同じページに記載があり、下の方にスクロールしていただくと書いてあります。
少しわかりにくそうな項目について解説していきますね。
商品の詳細ページに掲載されている商品と異なる仕様のものを出品しない
類似品なども含め、そもそも違う商品を出してはいけないということですね。あとは例として書いてあるとおり、同じ楽曲を収録していても、CDの販売ページでカセットを売ってはいけないというのもあります。
数量表示についてのガイドライン
これは、新品の場合には特に関係ないですね。新品の同じ商品をいくつか持っているのであれば、そのまま持っている数を入力すれば良いだけです。
ですが中古品で同じ商品をいくつか持っている時、場合によっては数の入れ方が変わります。
例えば同じ商品が2つあって、
A、新品同様
B、ボロボロ
だった場合はAとB合わせて「2」にするのではなく、AとBでそれぞれ「1」として出品する必要があります。
そしてその時には、コンディションも忘れず丁寧に記載しましょう。
取引に関係しない連絡の禁止
これは、商品の取引に関する連絡以外は連絡するなということですね。
楽天などのようにDMを送ったり、メルマガに勝手に登録するのはNGなんです。
レビュー依頼程度であれば許容はされているようですね。
出品者の評価、フィードバックおよびカスタマーレビューの不正使用
これは意図的にレビューや評価を操作することに対する規約です。
レビューを書いてもらうように依頼するのは良いんですが、良いレビューを書いてもらうのを強要したり、レビューの対価に金銭やモノをプレゼントするのは禁止されています。
遅延配送や、見込み出品の禁止
これは、無在庫転売への対策ですね。
無在庫転売はその名の通り、在庫が無い状態で商品カタログを作成し、商品が売れたら初めて買い付けて発送するという手法です。
この手法は小資金から始められるというので流行りましたが、今は淘汰されつつあります。
いざ買い付けようと思ったら商品が無くなっていたり、輸入の場合には思ったよりも時間がかかったりなど想定外のトラブルも多く、この規約もそういう目にあったお客さんからの要望でできたものではないかと。
AmazonのSEOの観点でも、お客さんの満足度の観点でも、在庫がある状態での販売をオススメします。
最悪は「予約販売」の機能がありますので、そちらを活用しましょう。
画像に関するAmazonの規約
画像の規約について、詳しくはこちらに載っています。
販売者がAmazonで取り扱う画像は、
・商品カタログのメイン画像
・商品カタログのサブ画像
・商品紹介コンテンツの画像
という三種類があります。
この中で、最も細かく規約が決められているのはメイン画像なんですが、メイン画像についての規約は、こちらの記事で詳しくまとめています。
商品タイトルやキーワードに関するAmazonの規約
次に、商品タイトルやキーワードに関する規約ですが、詳しくはAmazonのサイトに載っています。
Amazonの商品タイトルの規約については、こちらの記事に詳しくまとめています。
また、キーワードの考え方や注意点については、こちらの記事に詳しくまとめています。
あとは、店舗名の時にお伝えしたような「猥褻」「不敬」なキーワードはもちろんNGです。
というか記事を読んでいただき、それに基づいてキーワードを選んでいただければ、規約違反のキーワードが入り込む余地はないと思います。
むしろ、
・商品タイトルは50文字以内
・キーワードは全角500文字以内
という規約をしっかり守るようにしましょう。
商品説明に関するAmazonの規約
商品説明についての、Amazon内の記載場所はこちらです。
商品説明というより、登録の全般的なことについて知ることができます。
書いてあるとおりカテゴリーごとに細かく違いますので、詳しくはAmazonのサイトをチェックしていただければと思います。
ですが今までに、キーワードや店舗名の登録の部分で書いたようなことは、基本的に規約違反になります。
相乗り出品に関するAmazonの規約
相乗り出品については、出品に関する規約と重なる部分があります。
そして私自身はOEM商品をオススメしていますので、出品する側の相乗りの規約はあまり気にしないんですが、気になるのはむしろ出品される側になった場合ですね。
出品する側であれば、出品に関する規約を守っていただければOKです。
相乗り出品される側になった場合、あなたの商品のブランド価値や、売り上げに影響が出る場合がありますので、できる限り排除したいですよね。
ですが、やり方によってはあなたにリスクがあることや、相乗り出品の排除方法については、以前に記事でまとめました。
記事にも書いてあるとおり、
・「商標権があるので相乗り禁止」という旨の文章が商品カタログにある
・例えばメイン画像や商品カタログの文章など、あなた自身が規約違反をしている
という場合には、あなたが不利になります。
規約を改めて振り返っていただき、Amazonとうまく付き合っていきましょう。
まとめ(30秒で読みたい方はこちら)
・アマゾンの規約を守らないセラーは多いが、守るべき
・規約は定期的にチェックする
・カテゴリーによって規約は変わる
・アダルト系は商品も言葉も基本NG
・アマゾンを始め、既に存在するブランド名などは使わない
OEMに本気で取り組みたい方は、メルマガでより詳しい内容、そして最新情報を配信していますので、是非ともご登録ください。