【2021年】中国輸入の仕入れ元(アリババ、タオバオ、工場訪問)の違いや特徴のまとめ

石山 芳和

こんにちは、石山です。

今回は、OEMビジネス初期で取り組んだほうがいい、
中国輸入商材について。

一口に中国輸入と言っても仕入先は多種多様で、商品の探し方も様々。あなたの現状や、どんな商品を取り扱うかなどによって、それに合った仕入先を選ぶべきですが、その指標はなかなか見つけづらいんですよね。

今回は、「中国輸入の仕入先(アリババ、タオバオ、工場訪問)の違いや特徴の詳しいまとめ」と題し、中国輸入における仕入先の違いや、メリット・デメリットなどについてまとめていきます。

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中国輸入ビジネスでの仕入れの方法は大きく2つ

仕入れの方法として考えられるのは、大きく2つです。

それは、
・インターネット(ECサイト)を使って仕入れる
・中国現地に直接出向いて仕入れる(展示会とか)

という2つ。

それぞれにどのような特徴や違いがあるのかについて解説していきますね。

インターネット(ECサイト)を使って仕入れる

まずはインターネットを使って仕入れる方法です。
これは中国のECサイトであなたが商品を探して、中国パートナーや代行業者に買い付けをお願いするということですね。

ECサイトというのはつまり、Amazonや楽天など、インターネット通販ショップです。

中国パートナーや代行業者の違い、メリット・デメリットなどについて、詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。

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中国には3つの大手ECサイトがあり、それぞれに特徴がありますのでまとめていきます。

中国輸入の仕入先として使うべき3つの大手ECサイト

タオバオ(淘宝网、taobao)
タオバオ(淘宝网、taobao)のトップ画面

1つ目はタオバオです。
先ほど例としてAmazonや楽天を挙げましたが、タオバオは日本で例えるなら、どちらかと言うとヤフオクに近いのかもしれません。

中国のネットショッピングの実に70%以上が行われている中国最大のショッピングモールであり、世界的に見ても1位2位を争うくらいの巨大な市場です。アパレルや玩具、アクセサリーや電化製品、化粧品や雑貨など、取り扱っている商品の数は10億点以上あるとか。

基本的には個人が出品しているので、小ロットからでも購入が可能というのが他のECサイトとは異なる点です。

余談ですがタオバオには「見つからない宝はない」「売れない宝はない」という意味があります。

Tモール(天猫、Tmall)
Tモール(天猫、Tmall)のトップ画面


2つ目はTモールです。

タオバオと同じ会社が運営しているためか、作りなどが似てはいますが、Tモールの特徴は出品しているのが法人という点。
ですのでタオバオよりも信頼性が高いお店が多く、同じ価格であればTモールで購入することをオススメします。

アリババ(阿里巴巴、1688)
アリババ(阿里巴巴、1688)のトップ画面


3つ目はアリババです。

アリババも非常に規模が大きいECサイトであり、タオバオ、Tモールとの大きな違いは、「工場がそのまま出品していることが多い」という点。

ですので複数ロットでの販売が前提になっているケースが多く、安く買えることが多いです。
もちろんそんな商品ばかりではなく、3個単位、10個単位、場合によっては1個からでも買える商品はあります。

もしあなたがタオバオをメインに商品を購入しているのであれば、同じ商品がある可能性は非常に高いので、アリババでのチェックもオススメします。

サイトの使い方や、Amazonで売っている商品の見つけ方

ここではAmazonで売っている商品の見つけ方を基軸に解説していきます。

私はAmazonでのOEM商品の販売、そしてAmazonでの市場が大きい商品のリサーチをオススメしており、その具体的な理由はこちらの記事にまとめています。

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タオバオの使い方について

タオバオの使い方については以前に動画を撮っていますので、こちらをご覧ください。

【中国輸入転売】タオバオの使い方

Amazonで売っている商品をタオバオで見つける方法

Amazonで売っている商品をタオバオで見つける時には、大きく3つの方法が考えられます。

1、英数字で表記された型番で探す
2、商品名から単語を抜き出して翻訳サイトで中国語に翻訳し、タオバオで検索する
3、Googleの画像検索を使って、商品画像から探す

具体的なタオバオでの商品の見つけ方については、こちらの動画で解説しています。

【中国輸入転売】タオバオでの商品の見つけ方

動画ではタオバオしかご紹介していませんが、この方法はTモールでも応用可能です。

アリババの上手な使い方について

アリババの活用方法については、こちらの動画で解説しています。

【中国輸入転売】アリババの上手な使い方

(中上級)中国現地に直接出向いて仕入れる

中国現地に直接出向いて仕入れる

もう1つの仕入れのやり方は、中国現地で仕入れる方法です。
主に中国側の工場に出向いて、直接商品を見つけます。

昔は、大手企業と取引するような高品質の工場は、
私たちのような零細企業は相手にしてもらえない事も多々ありました。

でも、大手企業は自社で工場を抱えて生産しているために、
割と相手にしてくれる事もあります。

中国現地で有名な仕入れ先は?

中国現地での有名な仕入れ先としては、
・イーウー(義鳥)
・シンセン(深圳)
・コウシュウ(広州)
があります。

地域によってそれぞれに違いがありますので、
特徴を箇条書きでまとめます。

イーウー(義鳥)の特徴

・中国東部で最も大きい物流拠点
・アリババの本社も杭州にある
・2002年オープンの義烏国際商貿城(福田市場)、中国小商品城、賓王市場という3つの卸し売り市場がある
・1日では回りきれないほど大きく、海外のバイヤーも多数
・日本の100円ショップで、中国製の商品はほとんどここを通過している
・市場は大きいが工場は少ないため、OEM商品の制作に多少の難がある
・価格は安いが品質が良くないものも多い
・プチプチ段ボール等消耗品、アクセサリーなどに強みを持つ

シンセン(深圳)の特徴

・中国でも最大の工業地区
・OEM商品の制作が比較的やりやすい
・アリババに出店しているショップが多い
・安くて品質の高い商品を作る工場が多い
・アップル社の拠点がある
・USB製品、スマホケースなど電化製品に強みを持つ

コウシュウ(広州)の特徴

・昔から海外との交流が活発
・OEM商品の制作が比較的やりやすい
・安くて品質の高い商品を作る工場が多い
・かばん、革製品などアパレル商品に強みを持つ

工場開拓仕入れのメリット・デメリット

メリットとしては、何より品質の改善』だと思います。
まとめておくと、

・今の商材より品質が良い工場も見つかる
・信頼関係を築けば、支払いサイクルを優遇してくれる
・信頼関係を築けば、在庫の保管までしてもらえて仕入れ代行業者が不要になる可能性もある
・現地工場側の雰囲気や温度感を体感できるので、生半可な気持ちでの販売をしなくなる(マインド面でだいぶ変わる)

ことが挙げられます。

私たちも特定の商材に関しては、工場に直接行って、直接連絡をさせてもらってるものもあります。

ですがデメリット(条件)として、

・ある程度のOEM商品の販売活動をしなければ、商品知識もなく、適切な商品ロットも分からないので、有効な交渉が出来ない
・通訳や代行パートナーと同伴して行った方がベター

ことが挙げられます。

工場見学をするとき何を見るか、聞くか?

ある程度販売活動を進めたら、品質改良を目的として、工場に直接行くのもいい戦略だと考えています。

商品パッケージ

中国側の工場は、プライバシーがほとんどありません。
大手に出荷している商品も普通に置いてあります。
なので、自分が交渉に来ている商品が、他にどんな販路があるのかをパッケージで何となく知ることができます。

名の知れた業者のパッケージだったなら、品質には安心できるレベルだとか、把握することができるでしょう。

工場の生産能力

次に工場の生産能力も聞いておきましょう。
そして、自分の扱ってる商材の販売能力と照らし合わせて、
どれくらいのロットをどれくらいの納期で出荷できるかを把握しましょう。

どの国に出荷してるか

次に、どの国に出荷してるかも聞きましょう。
これは、自分たちをどのポジションで扱ってるか、温度感を聞くためです。

まずはECサイトでの仕入れで経験を積むべき

まず最初はECサイトでの仕入れで経験を積むべき

最初の段階で中国現地に仕入れに行くのは、正直メリットよりデメリットの方が非常に大きいと思います。

ネットにない商品を開拓できるとは言っても、ろくに経験のない状態で開拓したものが売れる可能性は低いですし、安い単価についてもどれだけ活かせるかは未知数ですよね。

それに当たり前ですが、中国現地を訪れるということはそのための交通費がかかります。
中国に訪れるための費用は決して安くはありませんので、資金に余裕が無いとなかなか厳しいですし、仮に資金に余裕があったとしてもその分は仕入れの資金に回した方が良いです。

そのためまずは、先ほどご紹介したECサイトでの仕入れや販売で経験を積んでいただいた後に、中国現地での仕入れに挑戦されることをオススメします。

まとめ(30秒で読みたい方はこちら)

いかがでしたでしょうか?

一口に仕入先と言っても色々ありますし、もちろん今回紹介した以外のECサイトや、代行業者などを介したものもあります。
ただ、中国現地に赴かなくても良い商品を見つけられますし、ある程度の段階までであれば売り上げを伸ばすこともできます。

中国パートナーを使う場合、関係構築の意味でも中国現地を訪れるべきですが、いきなり現地に仕入れに行ってもうまくいかないパターンがほとんどです。

まずはタオバオやアリババなどで商品を探す経験をしていただき、次の段階として現地でのリサーチに進みましょう。

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