【Amazon2021年最新】ユニットセッション率をあげる方法(動画有り)
こんにちは、石山です。
物販の基本として、いい商品を作り続けて提供することが大事ですが、
それだけではAmazonで売り続けることは困難です。
今回は、Amazonで勝ち続ける大事な要素の1つである、
「ユニットセッション率をあげる方法」
について解説していきます。
↓↓↓↓最新情報を取る場合はこちら↓↓↓↓↓
ユニットセッション率とは?
Amazon販売をされて長い方はこの言葉を理解していると思いますので、
読み飛ばしていただいても構いません。
これから物販、Amazon販売を開始するという方のために簡単に解説します。
ユニットセッション率とは、
一般的にはコンバージョン率や成約率などと言われる言葉なのですが、
「注文数 / 訪問者数 × 100 = ユニットセッション率(%)」
のことを指し、簡単にいうとどれだけ購入されやすいかのことを言います。
例えば、ユニットセッション率が5%の場合、
20人の訪問者に対して1人が商品を購入してくれた、
ということを表しています。
ユニットセッション率が20%なら、
訪問者5人に対して1人が商品を購入してくれた、
ということを表しています。
ユニットセッション率を向上させるためには?
動画でみたい方はこちら
Amazon販売において、ユニットセッション率をあげるために重要な要素は、
「権威性」と「安心感」です。
この2つを商品カタログで演出することができれば、
ライバルセラーにも負けない商品カタログができようになります。
Amazonで売れ続けるために示す「権威性」とは?
「権威性」について解説する前に、
権威性という言葉を聞きなれない方もいるかもしれないので解説します。
権威性とは、自分よりも地位や権力が高い人、また専門知識を有している人の発言や行動を
無意識のうちに従ってしまう人間の性質のことを言います。
ざっくりいうと、すごいと思うものに惹かれてしまう性質、ということです。
では、ネットで販売する場合にどういうふうにすれば
訪問者に権威性を示すことができるのかというと、
「売れている感」の演出で権威性を示すことができます。
「売れている感」の演出をする方法は以下のものが挙げられます。
(1)ベストセラー帯
売れる商品を扱うことができれば取得できる可能性があり、
訪問者の購買意欲をあげることができるのが「ベストセラー帯」です。
人気の商品は誰もが気になるので、このベストセラー帯を取得できれば、
かなり強力な権威性を示すことができユニットセッション率も向上していきます。
とは言っても簡単にベストセラー帯を取得できるわけではなく、
Amazonのアルゴリズムを攻略して販売していく必要があります。
(2)累計販売個数
累計販売数は数が多ければ多いほど、
- 人気がある
- リピート購入されている
という印象がついて、購買意欲を掻き立てます。
ただし、Amazonで累計販売数を掲載する場合には、事実に基づいた数字を使うようにしてください。
というのも、累計販売数を掲載するとAmazonテクニカルサポートから
根拠を提出するようにと連絡がある場合もありますし、
虚偽の累計販売数を掲載して販売すると、景品表示法違反となり、
消費者庁や都道府県から措置命令や課徴金納付命令が下されることがあるからです。
景品表示法の説明はこちらから。
(3)ランキング1位
こちらは(1)ベストセラー帯を1度でも取得できていれば掲載できます。
ベストセラーは取り続けないといけないですが、
こちらは過去1度でも取れればOKです。
ただし、(1)ベストセラー帯に比べて権威性は低くなります。
理由は過去にベストセラーになったことがある商品よりも
今ベストセラーの商品の方が訪問者は気になるからです。
もちろん、掲載できるなら掲載した方がいいのですが、
(1)ベストセラー帯もキープできるようにうまく販売できるように
Amazonのアルゴリズムと広告をうまく利用していきましょう。
(4)メディア露出
一般的にメディアに掲載されたことのある商品は、話題になって人気が出ることがあります。
ですが、実際にメディアに掲載され人気が出て売れる商品の場合、
GoogleやAmazonの検索窓から直接商品名を検索されたり、
twitterなどのSNSでバズって売れたりします。
そのため、商品カタログにメディア掲載実績を掲載しても
そんなに大きい権威性を示すことができませんが、
ひょんなことからテレビ番組に掲載されたり、
有名なインフルエンサーが利用することもあるので、
そのような実績があれば掲載した方がいいでしょう。
また、メディア(特に雑誌)で数万〜数十万円の費用を支払えば、
メディアに商品を掲載することができます。
ですが、費用対効果がうまく測れないですし、大きな効果も得られない可能性も高いです。
(5)専門家や有名人による監修および推薦
タレントやプロ選手などの有名人だったり、
医者や大学教授のような専門家からの推薦も強力な権威性を示します。
タレントやプロ選手はコネクションがないと簡単には推薦を依頼することはできませんが、
医者などの専門家は探せば数万〜数十万円で依頼することも可能です。
(6)特許や実用新案、意匠権の取得
特許や実用新案、意匠権の取得も
「国から権利として認められた発明・デザイン」
ということになるので権威性があります。
ただし、特許や実用新案などの権利は簡単に取得できるものではないですし、
取得までに時間がかかる権利なので、取得できそうな商品を販売する場合には、
販売前に弁理士に相談しておきましょう。
(7)専門店のアピール
専門店のアピールも権威性を示すことができます。
例えば、上の画像にある「梅干し」で考えてみると、
どこの店から購入しようと思いますか?
- 近くのスーパーで販売している梅干し
- 梅干し専門店で販売されている梅干し
- 梅干しの名産 和歌山県の梅干し専門店で販売されている梅干し
上の3つの中なら
「3.梅干しの名産 和歌山県の梅干し専門店で販売されている梅干し」
がしっかりしているように感じて、購入したいと思うと思います。
このことからもわかるように、
専門店は出来るだけピンポイントな専門店にした方が
権威性を示すことができます。
例えば、文房具店よりも万年筆専門店、アパレルショップよりも靴下専門店、
のようにピンポイントな専門店の方が権威性が出てくるというわけです。
(8)賞の受賞経験
コンテストやコンクールなどの受賞経歴も権威性があります。
有名であれば有名であるほどいいですし、
過去の受賞経歴でも大丈夫です。
ただし、こちらも事実に基づく表示をしないと景品表示法違反になる可能性があるので、
虚偽のコンテストを開催して受賞経歴を掲載するなどはしないようにしてください。
景品表示法の説明はこちらから。
Amazon販売における安心感とは?
権威性と同様に安心感を演出することも重要です。
例えば、誰でも知っているような大手企業が販売する商品でトラブルがあった場合、
日本語を話せて商品に詳しい従業員が即座に対応してくれることがイメージできると思います。
もし、大手企業の類似品があまり有名でない企業から販売されていた場合、
あなたなら大手企業の商品とあまり有名でない企業の商品とどちらを選びますか?
もちろん、デザインや価格にもよると思いますが、
全く同じだった場合、品質やアフターフォローなどの点を考えて、
大手企業の商品を選ぶのではないでしょうか?
これは大手企業なら品質やアフターフォローがしっかりしているから大丈夫だろう、
という「安心感」から選ばれているわけです。
ネットで販売する場合はどこの会社が販売しているのかがわからない場合も多いですし、
Amazonでは中国人セラーが多くいることも利用者は少しずつ認知されています。
なので、商品がしっかりしているものであることを伝えるとともに、
販売者や製造元もしっかりしているという安心感を演出することで、
ユニットセッション率も上がっていきます。
具体的な安心感の演出方法は以下の方法があります。
(1)日本人によるサポート
Amazonの販売者には中国人がいることも利用者には知られてきています。
そのため、日本人が対応してくれるのかどうかは訪問者にとっては気になるところです。
また、日本人が販売しているショップだったとしてもしっかりと対応してくれるかはわかりません。
そこで日本人によるサポートやアフターサービスがあると謳うことで、
訪問者に安心感を与えることができます。
(2)返金保証
返金保証も安心感を与える要素の1つです。
もともとAmazonで販売している商品は30日間の返金保証制度があるのですが、
その制度を知らない利用者も多くいます。
また、保証期間は長ければ長いほど安心感が出ます。
最近では1年の返金保証をつけるセラーもいますが、
長い保証期間をつけるのに不安であれば、
30日間の保証をつけるだけでも安心感を与えられ、
ライバルと差別化できる可能性があります。
(3)日本製もしくは日本人による企画/デザインや日本品質のアピール
日本製や日本人による商品企画/デザイン、日本品質の検品なども
安心感を与える要素になります。
Amazonで購入する人のほとんどが日本人ですし、
これまで日本製のものや日本人が企画した商品、日本人が検品した商品は、
日本人にとって使いやすいものだったり、品質のいい商品だと考えられています。
そのため、中国製の商品でも日本人がデザインしたり、
日本品質の検品ができる業者を介して検品することが可能なら、
このように謳ってみましょう。
(4)ISOなど工場サイドのこだわり
こちらは、販売者が取得できる権利や規格ではないのですが、
工場はしっかりとした管理体制で生産していることをアピールするために、
ISOなどの国際規格を取得している場合があります。
ISOを取得するには、定期的に監査が入って生産体制の確認を行う必要があるため、
生産管理がガサツな工場では取得することができません。
そのため、ISOなどの規格を取得している工場は商品もしっかりしているという
安心感を与えられます。
ISOは生産している商品によって番号が異なりますが、
リサーチの際に工場にISOの取得はしているかを確認して、
取得していれば商品カタログでアピールしていきましょう。
権威性や安心感をうまくアピールするには?
ここまでで権威性や安心感に関する演出方法を解説しましたが、
ここで紹介していないものもAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天で使われています。
このような演出方法をうまく利用できるようになるには、
AmazonやYahoo!、楽天に限らず、ネットで売れている商品をどれだけ多くみているか、
売れている商品の売り込み方を仕入れられるかがポイントになります。
なので、自分が販売しているジャンルだけにとらわれず、
ネットで販売している商品を出来るだけ多くみて商品の売り込み方を仕入れていきましょう。
まとめ(30秒で読みたい方はこちら)
・Amazon販売においてユニットセッション率をあげるには、
「権威性」と「安心感」の演出が大事。
・権威性を示すには、ランキング1位や累計販売数、
ベストセラー帯、メディアへの露出、
有名人や有資格者の推薦もしくは監修、
コンテストでの受賞経験などを掲載する。
または、ショップの専門性を高める。
・安心感を演出するには、
日本人がサポートしていることや
日本人が企画/デザインしたことなど、
日本人がこの商品に関わっていることを伝える。
または、日本製やISO9001のように工場側のこだわりを伝える。