Amazon検索で重要なキーワードの考え方と探し方をまとめてみた
こんにちは、石山です。
この記事では、Amazon検索において重要なキーワードについて
考え方と探し方をまとめてみました。
「とにかくキーワードを入れれば良い」
「関連があれば何でも良い」
そういうキーワードの考え方がNGであることは、
他の記事で既にまとめてます。
ただ検索エンジン攻略のためのポイントの1つとしてお伝えしたので、
キーワードそのものはそこまで詳しく解説していませんでした。
Amazonの売り上げは検索結果が大きく影響し、
検索上位にいくためには有効なキーワードの設定が必要です。
今回は改めてAmazon検索で上位にいくために
重要なキーワードの考え方と、探し方についてまとめていきます。
適当に入れずに、考えて入れ込んでいきましょう。
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前提としてのお話
Amazonでキーワードを入れられるのは新規出品の場合のみですので、
これも小口出品や転売の方には当てはまりません。
新規出品のやり方、どの段階でキーワードの設定が必要なのかは
下記の記事でまとめています。
キーワードには、1つの商品に対して全角500文字という制限があります。
検索上位にいくためには、いかにしてここに重要なキーワードを入れこむかが大切です。
キーワードが効いてるかをチェックしてますか?
『ASIN+チェックしたいキーワード』をAmazonの検索窓に入れます。
(※バリエーションがある場合は、子ASIN+チェックしたいキーワード)
上記の画像だと、長財布というキーワードが効いてるかをチェックできます。
そして、右の検索ボタンを押すと、検索結果として『1件』と出て来ます。
すると、そのキーワードがそのASINのAmazonカタログ上で効いている証拠です。
Google拡張機能を上手に使う
例えば、こちらの拡張機能は、Amazonのキーワードが効いてるかを
調べられる海外製のツールです。
「Amazon KW Index and Rank Checker」
使い方は、Google拡張機能をダウンロードして、サイトに飛んでから、
1、『amazon.co.jp』を選んで、その右の窓に『子ASIN』を入れる
2、調べたいキーワードを、その下の窓に入れる
こんな感じに入力していきます。
Loadingが100%になると、下にスクロール画面が出現して、
上記のようなキーワードデータが出てきます。
各指標の解釈は、こんな感じです。
Indexed?:キーワードが効いてるかどうか
Ranked ASIN:キーワードが効いている『子ASIN』
Rank:検索表示順位(1ページにつき24個なので、この場合3ページ目)
Competing Product:類似商品がいくつあるか
主に下記の3つの部分が大切です。
ランキングの順位は、見るデバイスやブラウザ、
ユーザーによってもAmazonのアルゴリズムで多少変わります。
なので、あくまでキーワードが効いてるかを確認する程度にして、
日頃、手動でもしっかり自分の商品が上に上がってるかを確認する。
これを習慣にしてください。
やみくもにキーワードを入れ込まない
現在Amazonでは、全角で最大500文字(1,000バイト)のキーワードを入れ込むことができます。以前が最大80文字でしたので、かなり多くのキーワードを入れ込めるようになりました。
だからといって、
なんでもかんでもキーワードを入れ込むのは逆効果です。
確かにキーワードを多く入れればアクセスは集まり、
人目に触れる機会も増やせます。
どんなに良い商品でも人目に触れなければ意味は無いと言いましたが、
「買う気がないお客さんの目に触れさせる」となると、成約率が落ちます。
なので、キーワードも無駄に入れすぎないようにしましょう。
実は、Amazonのキーワードは無限に入れこむことができる
全角500文字という数を多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだと思います。ですがこれからお伝えするキーワードの探し方を使って頂くと、もしかしたら500文字では足りないという状況も想定はされます。
ただ、やみくもにキーワードを入れこむべきではないこと、そしてAmazonで検索上位にいくための詳しいSEO対策は、こちらの記事でまとめています。
Amazonで検索上位にいくためには、適切なキーワードを入れこむ必要があります。アクセスを集めることは大切ですし、キーワードを増やせばアクセスは増えるんですが、それだけでは攻略できないのがAmazonの検索エンジンです。
とはいえ、それでも500文字では収まらない状況も出てくると思います。サイズ違い、色違いで子ASINを登録する商品であれば、子ASIN一つごとにキーワードは設定できますので、倍々に設定できるキーワードは増えていきます。
親ASIN、子ASINという考え方については、こちらの記事にまとめています。
ですが、思いますよね。
色違いやサイズ違いが無い場合にはどうすれば良いのか?
実は、対策があります。
それは、2個セット、3個セットを作るということ。
こうすれば子ASINをいくらでも増やせますし、それだけでなく、セットにすることで商品の単価が上がったり、まとめて送れるので送料を抑えられるなどのメリットもあります。
もちろんだからといって、キーワードを増やすためだけにやみくもに子ASINを増やすのはやめてくださいね。
商品カタログでキーワードを使う場所と優先順位
キーワードのポジショニング
キーワードが関係してくる項目は、大きく3つあります。
それは、
・商品タイトル
・商品の説明文
・新規出品タブの中の「キーワード」
商品タイトルと商品の説明文については、下記の記事をご参照ください。
そして優先順位ですが、まず、商品の説明文については特に優先順位は関係ありません。ですが関連のあるキーワードは商品の説明文にも入れこむことが重要です。
残る2つで優先順位が高いのは、予想はつくと思いますがズバリ商品タイトルです。
商品タイトルの中には特に重要なキーワードを優先的に入れこむようにしましょう。ただ、商品タイトルについても全角50文字以内という制限がありますので、優先的にではありますが、文字数は守るようにしてください。
あとは意外と盲点なのが、「商品タイトルに入っている単語は、新規出品タブの中の『キーワード』に入れても意味が無い」ということ。
重要なキーワードはついつい両方に入れがちだという話は聞きますが、残念ながら意味は無いです。どちらか一方だけに入れるようにしましょう。
キーワードだけではない、“必ず”タイトルに加えるべき内容
SEOを抑えるべきビックキーワードに関しては、
商材にもよりますが、だいたい多くても3つ程度です。
ブランド名+ビックキーワード3つ が
タイトルに付けるべき内容になりますね。
それぐらいの量だと、まだキーワードを入れる余地があります。
そこで、追加してほしいのが
「クリック率を上げるような言葉や文章」です。
具体的にはその商品を買うべき理由となる
“機能性の補足”や“権威付け(専門家の推薦)”など、
一覧で商品が出てきたときに、選ばれるような言葉を添えて
クリックを誘発することも大切です。
キーワードの探し方
ここからは、キーワードの探し方について解説していきます。
サジェストツールを使う
Amazonでは検索バーに単語を入れると、関連するキーワードが自動で表示される「サジェスト」という機能があること、GoogleやYahoo!にも同様の機能が備わっていることは、過去に記事でまとめました。
上の記事では、Amazonサジェストキーワード一括DLツールというツールについてもご紹介しています。
先ほどキーワードの優先順位の話をしましたが、商品タイトルに使うキーワードは、このAmazonサジェストのキーワードがまず最優先です。商品タイトルに入りきらなければキーワード欄に、それでも収まりきらなければ子ASINへの登録という段階になります。
ですが、キーワードはやみくもに入れるべきではないとお伝えはしたものの、Amazonのサジェストだけでは必要なキーワードを拾いきれない可能性もゼロではありません。
その場合は、他のサジェストキーワード一括DLツールを活用しましょう。
よく見て頂くと分かるんですが、Amazonサジェストキーワード一括DLページの中に、「グーグルサジェスト」「ヤフーサジェスト」「ビングサジェスト」「ユーチューブサジェスト」というリンクがあります。
それぞれでサジェストキーワード一括DLツールが用意されているんですよね。
さすがにユーチューブは微妙かもしれませんが、それ以外の検索エンジンには有効なキーワードがある可能性はあります。
ただ、あくまでも関連があるキーワードというのは忘れないで下さいね。
Googleキーワードプランナーを使う
Googleキーワードプランナーとは?
あとは、Googleキーワードプランナーというツールを使う方法があります。
サジェストキーワード一括DLツールは、とりあえずガサっとキーワードを集めてくるツールです。なので、商品との関連性や、実際どのくらいの注目を集めているキーワードなのか等は、全てあなた自身の感覚に任されています。
そこに客観性を加えてくれるのがGoogleキーワードプランナーです。これは、よく検索に使われているキーワードを調べたり、どんなキーワードが、どのくらいのボリュームで検索されているのかなどのことを調べられます。
Googleキーワードプランナーの使い方
※2019年1月現在、キーワードプランナーに仕様変更があり、現在は月間の検索ボリュームや具体的な数値は見られず、大体の数値になっています。
このツールを使うためには、「Googleアドワーズ」というサービスに登録する必要がありますが、基本的に無料で使うことが可能です。
Googleアドワーズの登録方法はこちらの記事にまとめています。
グーグルキーワードプランナーを使う場合、まずはGoogleアドワーズの管理画面にアクセスします。
そして「運用ツール」→「キーワードプランナー」という順番にクリック。
次の画面で「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」をクリックしてください。
ここで検索する単語を入力する画面になりますので、例えば手帳で調べたい場合には「手帳」と入力して、「候補を取得」をクリック。
するとこのように月間の検索ボリュームや、関連するキーワードなどを具体的な数字を含め、一覧でチェックすることができます。
それだけでなく、このように検索のボリューム順に並び替えることも可能です。
キーワードをCSVで保存することもできる
ただチェックするだけでなく、キーワードの抽出結果をCSVファイルでダウンロードすることもできます。
やり方は「ダウンロード」をクリックし、
どのような形式でダウンロードするかを選択した上で、「ダウンロード」をクリックします。
エクセル用のCSVファイルだけでなく、Googleドライブに保存したり、スプレッドシートとして保存することもできます。
エクセルで保存を選択した場合にはこのような画面になるので、「ファイルを保存」をクリック。
すると、エクセルで開けるCSVファイルとして保存されます。
検索のボリュームが多いということは、やはりそれだけ有効なキーワードである可能性は高いです。
Amazonサジェストと合わせてGoogleキーワードプランナーも活用しながら、商品タイトルや商品のキーワードなどを入れ込んでいきましょう。
ライバル商品のAmazon’s Choiceをチェックする
Amazon’s Choiceは
そのキーワードで成約率が一番高い商品につく帯のことです。
この帯をチェックすることで、
ライバル商品がどのキーワード経由で購入されているのか、
をチェックすることが可能です。
自身の商品と関連している可能性が高いキーワードですので、
見つけた場合は積極的にタイトルに組み込みましょう。
まとめ(30秒で読みたい方はこちら)
・キーワードが効いてるかをチェックしましょう
・キーワードは無限に入れこめる。でも、やみくもはNG
・優先順位は商品タイトル>キーワード
・商品タイトルに入れた単語は、キーワードに入れても意味はない
・サジェストツールはAmazonだけでなく、グーグル、ヤフー、ビング、ユーチューブもある
・Googleキーワードプランナーで、キーワードの検索ボリュームや検索の頻度などがわかる
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