楽天での市場(商材)リサーチ手法とツールの紹介をします
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こんにちは、石山です。
この記事では、楽天でのリサーチ手法と特徴についてお送りしていきます。
楽天でリサーチする重要性は、大きく2つあって、
◯ラインナップを増やして、面拡大
(合わせ買いやリピートされる確率が上がる)
◯商品トレンドが下がる可能性を考慮して、次の売上を下げないため
(永久にデザインやトレンドが変わらない商品でない限り、売上が落ちる可能性がある)
です。
というわけで、楽天でのリサーチ手順についてお伝えしていきます。
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楽天市場特有のブーム性
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楽天市場には、少し前に流行ったものが伸びるなど、
ブームが遅れてくるという特徴があります。
この特徴をうまく見極めれば、
アマゾンではブームが去って飽和しているよう な商品でも、
楽天市場では伸ばしていくことが可能になります。
例えば、アマゾンでは中国セラーが大量に入ってきており、
価格競争などに陥っているような市場でも、
楽天市場では中国セラーが少ないために、
単価が高 い状態でなおかつ市場規模も大きい場合などは、
これから伸びる可能性があります。
市場の大きさチェック方法は3つ
担当に聞く
普段から担当とは関係を保っておいて、
聞きやすい状態にしておきましょう。
他社製品のデータを教えてもらおうとすると、
担当が嫌がることもありますが、ある程度ざっくりであれば教えてくれます。
この商品が何個くらい売れているかとかで教えてくれない場合は、
このカテゴリの全体の売上はどれくらいかとか、
シェア1位の割合はどれくらいかとか、聞き方を変えてみましょう。
合わせて、ベンチマーク商品がどこからのアクセスで売れているのか
内部検索か外部からの流入が多いのかなどを聞いたり、
伸び代などその市場の特徴はどんな感じか、
さらには参入して売れそうかどうか、
といった担当の意見なども聞いてみるといいでしょう。
ツールで調べる
ツール①「Nint」
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楽天市場の売上、市場、他社製品の分析に⻑けているツールです。
精度も高く、商品毎、期間毎、キーワードなど細かい部分まで分析が可能です。
プランがいくつか分かれていますが、スタンダードなプランでも
月額 5〜6 万円かかります。
楽天市場で新商品を積極的に出していく場合は、
導入しておくことをおすすめします。
最初の 1 週間は無料で使えますので、
それで使用感をチェックして導 入するかどうか決めても良いでしょう。
ツール②「mark bench」(2019年11年にβ版をリリース)
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https://markbench.jp/?_ga=2.108515074.1406501832.1573865365-47708273.1573865365
こちらは、まだ出来立てのベンチマーク計測ツールです。
Nintには劣るものの、ベンチマークの情報を得ることができます。
無料から利用可能なので、キッカケとして使うのはアリですね。
以下、こちらのツールのQ&Aを転載しておきますので、
参考にしてみてください。
(1) どうやってデータの推計を行っているのですか?
グループ会社の保持するデータから統計技術を開発し、楽天市場から取得できるデータと掛け合わせて推計しております。
(2) データの更新タイミングはいつですか?
毎日15時までに、2日前の売上推計データが更新されます。
例えば10/23の15時に、10/21の売上推計データが更新されます。
(3) 自社の売上と乖離があるのですが。
推計データですので、実データとの乖離はございます。
他社の分析を行うには十分な範囲である検証はできておりますが、
もし誤差が大きいようでしたら、問い合わせフォームより
ご連絡いただけますと幸いです。
(4)商品追跡追跡できる情報はどのようなものがありますか?
現状は売上推計・商品価格・商品レビュー点数/件数・商品名変更を追跡しております。 今後の機能改善にて取得情報を増やしていく予定でございますので、ご要望がございましたら問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。
(5) いつまでの情報を閲覧できるのですか?
閲覧日から過去30日間の情報推移を確認いただけます。
ランキングから推測する
https://ranking.rakuten.co.jp/
自社商品の売上と、ランキングの推移を定期的にチェックすることで、
そのカテゴリについての売上はランキングから
ある程度で予測できるようになります。
既に売れている商品があり、そこから横展開していく場合などは、
ランキングのチェックが有効です。
楽天市場のランキングは、
リアルタイム、デイリー、週間、月間と 4 種類あります。
月間ランキングで上位に入っている商品は、
一時的ではなく、ある程度⻑期的に売れていると判断できます。
ただし、あくまで推測となり決定打にはならないため、
「とにかく明確な数字を調べる場合」には担当に聞くか nint で確認するようにしましょう。
また、楽天のランキングは商品の販売個数よりも
売上が重視される傾向にあります。
その点も把握した上で、ランキングをチェックしていくようにしましょう。
市場の良し悪しについて
どの商品(どの市場)で販売していくかは、
上手くいくかどうかを決める重要なポイントになります。
上述のように、市場の大きさやその商品がどれくらい売れるかは、
必ずチェッ クしておきましょう。
●アマゾンで売れていたとしても、楽天市場では市場が小さいこともあります。
●楽天の中でレビュー件数や商品ページで売れているように見えても、
実際は あまり売れていなかったりといったケースもよくあります。
というわけで、その商品、市場の最後の階層のランキングを見て、
ベンチマーク商品 (セラー)をチェックしておきましょう。
その商品が外部からの流入が多かっ たり、
リピート率が高かったりした場合は、
その商品と同じくらい販売していくことは難しいケースもあります。
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また、楽天市場の場合は、コスパがいい商品よりも、
多少高くても品質や性能、見た目等がいい商品の方が
売れる傾向があります。
単純にコストだけをみるのではなく、
商品力についても考慮して、どのような商品が売れるのかを
判断していきましょう。
リサーチは永続的にし続ける
次なる商材の準備は、仮に上手くいってる時もやる必要がありますし、
仮にうまく行ってない時は、より一層やる必要があります。
あなた独自の指標や感覚を持つことが大事
リサーチの際に重要なのは、
「他の人と参入障壁を付けられるか」が何よりも大切です。
真似できることは、真似もされやすいからです。
だからこそ、このサイトも含め、ネットに載っている
一般的なリサーチ論はあくまで目安にして、その市場であなたならではの
感覚を身につけてもらえればと思います。
感覚というのは、漁師さんの例で見ればイメージしやすいでしょう。
例えば、サンマは例年100万トンが11月に売れる、など分かれば、
あとは「市場からどれくらいのパイを取れば良いだろう?」と考えるだけ。
すごくシンプルに戦えるようになるので、是非積極的にやってみてください。
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