【知ってる?】Amazon創業の歴史や理念をまとめてみた

石山 芳和

石山です。

あなたは、Amazonについてどのくらい知っていますか?

「Amazonよりお客さんのこと考えるべきでしょ?」
「そんなこと知っていて何の役に立つの?」
そう思うかもしれません。

確かに必須の知識ではありませんが、
知っていると知らないとでは大きな差が出ることがあります。

Amazonのことを深く知れば規約への理解が深まったり、
商品カタログを作るときにも「Amazonの喜ぶこと」
段々と想像できるようになってきます。

そこで今回は
「Amazon創業の歴史や理念をまとめてみた」と題し、
Amazonの歴史や、創業者ジェフ・ベゾスの人柄、
信念などについてまとめていきます。

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Amazonの歴史を知り、Amazonにも愛着を

OEM商品の制作にあたっては、商品に愛着を持ち、
誰よりも詳しくなる必要があるということは、
OEM制作についてまとめた記事の中に書きました。

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商品を買ってくれるお客さんはもちろんのこと、商品を置かせてもらうAmazonについても愛着を持ち、理解を深めておいて損はありません。

Amazon出品大学や規約を確認するだけでなく、Amazonの凄いところを1人のビジネスマンとして知っておきましょう。

以前にAmazonの検索エンジン攻略の記事を書きましたが、これも結局はAmazonを理解した上で攻略のポイントをまとめているにすぎません。

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「Amazonが何を求めているのか」
「どういう歴史を辿ってきたのか」
「どこに向かおうとしているのか」

それらを理解できれば自ずとやることが見えてきますし、結果的にそれが近道になります。

Amazonの年表

では、Amazonの歴史や創業者の想いなどについてまとめていきます。
まずは年表からです。

この20年、特に上場してから目覚ましい成長を遂げています。
既にあなたもご存知かと思いますが、時価総額も20倍に膨れ上がっていて「GAFA」の一角を担うようにもなりましたね。

しかしそんなAmazonも最初は泥臭く資金調達を行いながら、ガレージでシステムを作る日々だったようです。

Amazonのスタートはガレージから

サラリーマン時代に社長に頼まれたことがキッカケ

アマゾン構想のきっかけは、D.E. Shaw創業者のデビッド・ショーが、ベゾスにインターネットでのビジネスについて調査させたことだった。この調査でインターネットが驚異的なペースで普及していることを知り、インターネット販売に適した商品として書籍を検討するようになった。

本の流通業界には大手がなかったこともあり、ベゾスは書籍のインターネット販売業で起業することを決意。D.E. Shawを退社した。
(引用:Forbes japan

という形で、
ヘッジファンドとして「これからの時代に来そうなビジネス」を
職業柄探さねばならない状態からスタートしたわけですね。

そして「オンラインの本屋」にチャンスを見出したジェフ・ベゾスは
シアトルでAmazonを立ち上げます。

場所をシアトルにした理由としては、

・ハイテク技術者がたくさん居た(マイクロソフトの影響による)

・大手の配本業者の倉庫が近くにあった
・税金を納める仕組みがジェフ・ベゾスにとって有利だった
などが挙げられます。

その他には1つの説として、最大手である書店の本拠地がニューヨークにあって、その影響力がなるべく及ばないと思われる西海岸を選んだ、という話もあるそうですね。

そしてAmazonは、1994年の11月にガレージで事業をスタートします。

Amazon創業時のガレージ


http://japan.zdnet.com/article/35067149/3/より引用

これは、創業にあたって十分な資金が無かったという現実的な問題はあるでしょうが、アメリカンドリームをイメージさせたかったなんて噂もあるとか。

実際ガレージから事業をスタートしてアメリカンドリームを実現した企業として、GoogleやAppleなどが挙げられます。ジェフ・ベゾスもそんなことを夢見ていたんでしょうか。

アメリカンドリームを思い描きながら、それが原動力になったかはわかりませんが、ガレージでAmazonのサイトだけでなく、それに付随するシステムやソフトなどもすべて一から作り上げて、1995年の7月16日にAmazonはいよいよ正式にオープンします。

ちなみに、オープン当初のAmazonはこんな感じ。

Amazon創業時のサイト画像


http://japan.zdnet.com/article/35067149/より引用

まあ、当時のウェブサイトはほとんどがそうだったのかもしれませんが、今とは比べ物にならないくらい殺風景ですね(笑。
しかし、すべてはここから始まったというわけです。

開業資金とファイナンスについて

ジェフ・ベゾスの開業資金の調達の仕方は「投資家に会う」でした。
60回も投資家にプレゼンをしていく中で、1億円の開業資金が得られました。

私たちのように銀行融資で賄うよりも、もっと高度な技を使っています。

地球上で最もお客様を大切にする企業であること

そしてオープン当日に一冊の本を売ったんですが、その記念すべき一冊となったのは、ダグラス・R・ホフスタッター著『流体の概念と創造的類推;思考の基本的な力学コンピュータモデル』という本でした。

顧客第一を貫いたAmazon

顧客第一を貫きすぎて従業員を消耗させたり、私たちのような第3者販売者に非情な規約変更を下すことはありますが、お客さんにとっては、なくてはならない存在になっている企業です。

Amazonの企業理念は下記の内容です。

Amazonの企業コンセプト=「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」
創業者ジェフ・ベゾスの理念=「顧客は常に正しい」

さらにAmazonは、「biggest selection in the earth(世界最大のセレクション)」という言葉を企業のスローガンに掲げています。

これは創業当初から変わらないAmazonの成長戦略であり、
ジェフ・ベゾスはAmazonで私腹を肥やそうという考えは無く、
自分の資金は当然すべて投入し、地元の投資家はもちろん身内にいたるまで使えそうな人脈は根こそぎ使って資金をかき集め、
それらをまるごとAmazonの成長のために使ったそうです。

Amazonに賭ける想いが伺えるエピソードとしては、
Amazonがナスダック上場を実現して従業員が約150名の企業に成長しても、ジェフ・ベゾスの年収はなんとわずか6万ドル(600万円)ほどだったそうです。

創業者なのに、ですよ?

自家用車は一台所有するのみで、Amazonの本社から少し離れたアパートに住んでいたそうです。

これは現在でも実はあまり変わらず、2013年時点でもAmazonからもらう報酬は年間8万ドル(800万円)ほどなんだとか。

ジェフベゾスさんは、現金よりも「Amazonの企業価値を最大化」
重んじていたことがよく分かりますね。

こういう生活、態度を体現しているからこそ、冒頭の言葉の説得力もより重みを増します。

そして、誰もが知るAmazonへ

創業当初は資金難にあえぎ、すでに書いたとおり資金をかき集めて自転車操業状態だったAmazonも、1997年5月15日に株式上場した後には莫大な資金を手に入れ、それを原資にした企業買収により、拡大の一途をたどっていきます。

公表されている買収企業は上記の通りです。

手始めにイギリスとドイツの最大手オンライン書店、そして、 DVD、CD、ビデオ分野に進出できる企業を買収した後、食料品、スポーツ用品、おもちゃやレザー製品を扱う企業などとの提携や買収により、オンライン書店という枠を完全に抜けて、マルチなショッピングサイトへと変貌を遂げていきます。

扱う商品を拡大するために企業買収を繰り返すという、非常に賢い手法を採用して、急拡大を果たしました。

そして今や、誰もが知るAmazonとなりました。

世界14カ国でビジネスを展開しており、

Amazonの世界のビジネス展開


https://services.amazon.co.jp/about.htmlより引用

売り上げは2014年には890億ドルを達成しています。

Amazonの売上高の推移


https://services.amazon.co.jp/about.htmlより引用

そして、月間PVはなんとAmazon本体では約23億PV、Amazon.co.jpでも約400万PVです。
もはや、天文学的ですね。

【番外編】Amazon.co.jpの年表

そのAmazon拡大戦略の中で、Amazon.co.jpは、Amazonから遅れること2000年から事業をスタートしています。

Amazon.co.jpの年表


http://www.garbagenews.net/archives/1578568.htmlより引用

現在のAmazonの歴史や理念については以上となりますが、
理解は深まりましたか?

Amazonでの商品販売をする時には、このような想いや背景などを知った上での商品づくり、カタログ作成を心がけてもらえれば、きっと今までとは違った結果につながるはずです。

まとめ(30秒で読みたい方はこちら)

・Amazonのロゴには「あらゆる商品が揃う」「ユーザーに満足を」という想いがこもっている
・ジェフ・ベゾスは大きな地位と現金を手放し、Amazonの価値最大化に賭けた
・上場後は扱う商品を増やすための買収戦略
・ジェフ・ベゾスの年収は1,000万にも満たない
・歴史や背景を知って、Amazonでの販売や商品づくりを!

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