オリジナルブランド商品の開発で中国をオススメする7つの理由
こんにちは、中国輸入ビジネス(OEM)の専門家、石山です。
中国で商品を開発すると言われたら、どんなイメージを持ちますか?
「粗悪品ばかりでは?」
「今は中国も好景気で費用が高いのでは?」
などの感想でしょうか。
しかし、決してそんなことはありません。
そこで今回は、「オリジナルブランド商品の開発で中国をオススメする7つの理由」と題し、その理由をまとめていきます。
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中国は原価が安い商品が多い
まずは原価が安い商品が多いということです。
中国であれば、1つ5元とか10元の商品をゴロゴロ見つけることができます。
2016年6月時点で、1元は約20円ですので、100円~200円ということですね。
やはり最初は原価が安い商品でビジネスを始めるべきです。「そんなに安い原価の商品だと、大した値段で売れないのでは?」と思うかもしれませんが、実際私は2,000円程度で売っていました。そしてそれでもちゃんと売れるものです。
仮にある程度資金に余裕があったとしても、最初は原価の安い商品をオススメします。実際私も原価が安い商品でスタートしました。
原価5元~10元程度であれば、100個仕入れたとしても送料や手数料を含めて3万円程度で済みます。ですがこれを50元~100元の原価にすると、30万以上かかるというわけです。
発展途上国と比べて送料を安く抑えられる
コスト面の話をするのであれば、送料の安さというのも中国で開発するメリットと言えます。
最近はベトナム、カンボジア、ミャンマー、バングラディッシュを始めとした発展途上国で商品の製造を行い、それを輸入するという流れも出てきてはいるようです。ですがそれは資金力のある一部の大手企業がやっているだけで、個人レベル、中小企業レベルではまだまだ中国が活況です。
しかもそういう国で作るということは実際の距離的な問題もありますし、インフラの問題もありますので、当初の想定以上の送料がかかってしまうというのはよくある話です。
中国はそれらの発展途上国と比べてインフラが整っていますし、実際の距離も近いので送料を安く抑えることができます。
原価を抑えられたとしても、中国国内での送料や国際送料、そして日本のあなたの事務所であったり、お客さんに送る送料もかかってくるということは意識しておきましょう。
中国は日本にとってダントツの貿易国
日本貿易振興機構(JETRO)の調べによると、2014年度の中国から日本の商品輸入は、全体の22.3%。どのくらいダントツなのかというと、2位のアメリカですら8.8%です。ですので、3分の1程度ですね。これは具体的な金額に換算すると、約1,800億ドルもの金額になります。
なんとなくのイメージで中国製品を毛嫌いしてしまう人は多いようですが、実際「MADE IN CHINA」の表記は多くの場所や商品で見かけます。例えば今度100円ショップの原産国を見てみてください。おそらくはほとんどが「MADE IN CHINA」で構成されているはずです。
望む望まないに関わらず実際商品としては多くありますし、実はかなり日本人の好みを熟知しているというのもあります。
コピー品の多さにはメリットがある
先程の話と少し重なりますが、中国には日本人の好みを熟知している工場、そのような商品の型を持っている工場が多くあります。
これも日本にとってダントツの貿易国であることが関係していて、日本と活発に貿易しているということは、日本人向けの商品を数多く取り扱っており、製造しているということでもあります。
コピー品というとマイナスのイメージばかりを持ちがちですが、実はそういうメリットもあります。
もちろんブランド品のコピー品や、日本のアニメキャラクターなど、著作権がある商品を輸入して販売することは違法です。ですが日本人好みの「型」を活用し、OEM商品を作ることは問題ありません。
こういうメリットや技術力は発展途上国の工場はもちろんのこと、日本の工場ですら超えている部分があると思います。
「世界の工場」と呼ばれるほど、活発に貿易している
中国が活発に貿易しているのは何も日本に限ったことではありません。
「世界の工場」と称されている通り、日本を始めとしたアジアやヨーロッパ、アメリカを中心にして、全世界に向けて商品を輸出しているのが現状です。そのためそもそも工場自体が数えきれないほど莫大に存在し、本当に多種多様の商品を作っています。
そして貿易量そのものが非常に多いため、その中で技術やノウハウが磨かれ、安い値段でも高品質の商品を作り出すことができる工場が、中国には本当に数多く存在します。
日本だけでなく、海外の色々な「型」も所有していますので、商品を製造する時にはかなり柔軟に考えることができるんですよね。
中国には海外向け工場と、国内向け工場がある
中国には、中国国内向けの工場と海外向けの工場があることはご存知でしょうか。
なかなかそれを知らない方も、実は多いのではないかと思います。
いわゆる中国商品にありがちな「品質が悪い」と多くの方がイメージしてしまっている商品というのは、実は中国国内向けの商品だったりします。実際、中国国内向けの商品を製造している工場については、残念ながら「安かろう悪かろう」という良くない状態が蔓延しています。
しかし、海外向けの輸出商品をメインに製造している工場の場合、中国国内向けの商品と比べて格段に品質が良いものが多いんです。その上日本で製造するよりも相当コストを抑えることができますので、私は「OEM商品作りは中国で」とオススメしているわけです。
「日本人」との仕事にポジティブ
世界的に平等を謳ってはいますが、欧米諸国には残念ながら未だに根強い人種差別があります。
私たち日本人は下に見られてしまいますし、そもそも多くの日本人は主張が苦手ですが、欧米諸国で商品の製造をする場合にはそれではうまくいきません。
十分な実績が無かったとしても、多少話を盛って強気の交渉をしなければ、ほとんど相手にされることはありません。
しかもそこはあくまでもスタートラインであり、そこから実際に商品の製造まで漕ぎ着けるのはなかなか大変です。さらに欧米諸国では賃金の問題もありますし、場所によっては送料の問題もあります。
最初から面倒くさいと思われているのか、あまりポジティブに交渉に応じてくれる人は少ないですし、現地のパートナー探しもなかなか大変なんですよね。
ですが中国であれば、比較的カンタンに中国パートナーを見つけることができますし、現地での交渉は中国パートナーが行ってくれます。
そして意外と重要なポイントですが、「日本人とビジネスできることを誇らしく思う」という中国パートナーが比較的多いように思います。もちろん中国は人口が10億人以上いますので、本当に色々な人がおり、日本や日本人を毛嫌いしている人もいると思います。
ですがそういう人はそもそも中国パートナーを志願しませんし、中国パートナーの掲示板で反応する人は、日本人とのビジネスに興味があり、日本に対する偏見も薄い人ばかりです。同じアジアの人種ですので、仲間意識のようなものを持ってくれる方もいます。
中国パートナーについては、こちらの記事でまとめました。
さらには日本語をしゃべれる人も多いですから、言語でそこまで苦労しないというのも重要なポイントですね。
まとめ(30秒で読みたい方はこちら)
1 中国は原価が安い商品が多い
2 発展途上国と比べて送料を安く抑えられる
3 中国は日本にとってダントツの貿易国
4 コピー品の多さにはメリットがある
5 「世界の工場」と呼ばれるほど、活発に貿易している
6 中国には海外向け工場と、国内向け工場がある
7 「日本人」との仕事にポジティブ
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