Tさんが販売開始約1ヶ月で月商900万を達成できた理由とは?
こんにちは、石山です。
この記事では、「OBC生の声」をお届けします。
今回ご紹介する成功事例は、OBC入会から本気を出すまでに、約1年半の時間を要したTさんが残りの半年間で大きな成果を出した話です。
なかなかエンジンがかからなかったTさんが、本気スイッチを「MAX」にしたその方法とは何なのか、Tさんの成功秘訣について伺っていきたいと思います。
(Amazon社内で2020年2月に開催した勉強会)
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3商品で月商900万、利益率70%
今回大きく売上が伸びたのは2商品だと思いますが、販売開始をしたのはいつ頃ですか?
ちょうど3月末です。
3月末に発売して、4月に3商品で1,000万くらい売れましたよね?
はい、約900万です。
しかも、利益率70%くらい取れていますよね。
今回のTさんの成果は今までにない、シンデレラストーリーのような素晴らしい結果だと思います。その成果を出すために最後に全力で考え抜いたTさんの話しを聞いて行きたいと思います。Tさんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
5月度のMVPに選んでいただき、とても光栄に思います。
私が2年間でローンチした商品数は4商品ですので、多くはないと思いますが、OBCで達成したい売上目標と利益目標は、事業全体で達成することができました。
友人と立ち上げた事業で約500万円の在庫を抱える
コンサル期間中は、友人と立ち上げたOEM事業と、副業のOEM事業の両方を並行して運営していました。
その当時は、どっちがメインなのかサブなのか自分の中で軸がズレていたことを感じながらも継続していました。
入会当初は思うような結果も出せず、友人と立ち上げたOEM事業では、OBCのやり方ではない販売方法で小手先のテクニックで販売をしていました。
その事業は、結果的に友人との方向性の違いにより会社を解散させることになってしまい、「約500万円の在庫」をかかえてしまうことになりました。
解散後は、フリーターのような状態で資金が減っていく恐怖に怯えながら、Uber Eats の配達員として生活費を稼ぎながら物販をしていました。
私の年齢が28歳でもあり、今後のキャリアに悩んでいたりしてメンタル不調で、半分うつ状態にもなっていました。
藁にもすがるような思いで再就職をしたり、副業で物販事業をしたり、約1年半は自分が想定していた通りにうまく行かずでした。
そんな私が、OBC期間中に意識した3つの行動について話したいと思います。
何かしら皆様の行動につながればと思います。
徹底的に意識した3つの行動『1つ目』
市場参入の余地を徹底的に探す
まず最初にビジネスを行っている限り、「リサーチ」というのは切っても切れないことだと改めて思いました。
リサーチにも様々な方法があると思いますが、市場規模を把握したいと思えば、売れ筋ランキングやTTSを使うことで、誰にでも平等に市場規模のデータを把握することができると思います。
その先の「リサーチに大きな差を出すのは、参入の仕方」だと思います。
どのような商品なのか?
どのようにして市場に参入して行くのか?
本当にこの市場に参入できないのか?
といったことを自問自答して、その市場に参入が出来ないと明確になるまで徹底的に探すようにしています。
その理由としては、誰にでも思いつく参入の仕方は、参入した後にキツイ戦いを強いられるというのが、販売していた商品でわかったからです。
徹底した「マインド面」と「行動面」
マインド面で意識したこと
市場への参入余地は必ずあると、ポジティブに市場を見るようにしていました。
仮に参入が難しそうだと感じても、「本当にそうなのか?」と、クリティカルな思考で、もう一段階掘り下げて考えることを意識していました。
行動面で意識したこと
実際に百貨店や店舗に出向き、市場参入のヒントを集めることです。
具体的には、「商品のどこに注目しているのか」を観察してみたり、複数人のお客さんでお店に来ている場合は、「商品に何を求めているのか」を会話からヒントを得ることをしていました。
そのほか、関連商品のパンフレットを読み込んだり、ロフトでフロアごとの市場動向や顧客数を観察することを繰り返し行っていました。
リサーチをする視野を広げる
海外では売れているけれども、日本では売れていない商品をリスト化して、その原因を分析することも行っていました。
参入の方法が思い付かなかった商品の改良ポイントを、海外のサイトからヒントを得て、販売まで出来た商品もあります。
物販事業を続けていくのであれば、リサーチというのは常に行うことなので、外注の有無に関わらず、自分なりのリサーチ方法や観点を持つことが、勝ち残っていくために必要だと私は思いました。
徹底的に意識した3つの行動『2つ目』
カタログは顧客目線で作り込む
私が思う顧客目線の1つは、購入前にお客様が抱えるであろう不安を払拭できるようなカタログを作ることだと思いました。
購入者はオンラインで商品を注文するときに、実物を見たり触ったりすることが出来ないので、文章や画像・動画を見て判断するしかなく、商品に対して多少なりとも不安があると思います。
なので、私は購入前に抱えるであろう不安を、お客さんの思考を先回りして解決することを意識して、カタログ製作に取り組んでいました。
例えば、カタログ製作をする前にラフ画像を自分で作成して、それをクラウドワークスを使い約1,000人にアンケートを取りました。
アンケート内容は、
- カタログを見てどう感じているのか?
- どこが分かりにくいと感じているのか?
- もっと知りたいと思う部分は何か?
- 実際に購入してみたいと思うか?
といった具体的な質問を選定しました。
これらのアンケート結果を元に、購入前に感じる不安を分類して、「こうすれば安心して購入ができる」ということを文字と画像でカタログに組み込んで行くことを実践していました。
徹底的に意識した3つの行動『3つ目』
やらざるを得ない環境に自分を置く
毎月のMVP発表では、感化されてその直後だけはやる気が出るのですが、満パワーにならない期間が一年半くらい続いていました。
「なぜ自分は結果が出せないのだろう?」というところを原因分析もしました。
その結果、OEM事業を本業でするのか、副業で継続するのか、定まっていなかったことが、本気の「ON」「OFF」を作り出してしまい、結果が出ないんだと気づきました。
そして、残りの半年間で「2つの決断」をしました。
一つ目は、「会社を辞める」ことで二つ目は、「坊主にする」ことです。
これで本気で取り組んで結果が出せなかったら、OEM事業を辞めて本業で会社務めをしようと思っていました。
結果的に、「自分を追い込んで本気になる環境を作り出した」ことで、自ずと結果もついて来たのだと思います。
本気スイッチ
人によって本気になるポイントは違うと思いますが、やる気やモチベーションが不安定な場合は、何がやる気を妨げる要因なのかを突き止めて対応策を立てることが大切だと思いました。
私自身が、本気スイッチを入れる時に意識していることは、「寝るとき以外はこの事業のことを考える」です。
OBCは一人ひとりに担当の講師が付くという恵まれた環境もあるので、気軽に相談も出来ますし、講師と約束を結んで環境作りを考えてみるのもいいと思います。
ありがとうございました。
最後に石山からのメッセージ
今回のTさんの勝因としては、徹底的に勝てる極限まで考え抜いてドンと一気に売上が上がったという流れだと思います。
なので、すでに参入するまでに勝ちが決定している状態を自分で作り上げた、ということが大きかったと思います。
勝つべくして勝ったという経験は、Tさん自身の大きな自信につながっていると思います。
今日のTさんの話でいい刺激を受けた方も多いと思います。
ありがとうございました。