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中国輸入の関税の税率や税関の費用を、表などで詳しくまとめてみた

こんにちは、中国輸入ビジネス(OEM)販売の専門家、石山です。

 

輸入ビジネスをするにあたり、関税、そして、税関でかかる費用は
ある程度、把握しておく必要があります。

OEM商品の販売は高い利益率を狙えますが、
原価だけでなく関税の知識が無いと、販売戦略に大きなズレが生じたり、
思わぬ落とし穴になりかねません。

●扱う商材が決まって「いよいよ仕入れをスタートするぞ」という方
(決まってない人は、ツールで早急にリサーチしましょう)

●なんか思ってた物流金額より「高い」気がする・・・と感じた方

仮に関税がかかることや大体の金額のイメージは掴めているとしても、
具体的な税率や計算方法についての理解はどうでしょうか?

そこで今回は
「中国輸入の関税の税率や税関の費用を、
表などで詳しくまとめてみた」
と題し、税関でかかる費用や関税の具体的な計算方法、
税率などについて詳しくまとめていきます。

 

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中国の税関では4種類の費用がかかる

まず始めに中国からの輸入にあたって、税関では4種類の費用がかかります。

 

・税関手数料
・中国輸出通関手数料
・関税
・消費税

 

そして「税関手数料」と「中国輸出通関手数料」は一律で決まっており、
税関手数料・・・1箱200円
中国輸出通関手数料・・・1箱4元(約80円)
ですので、ダンボール1箱につき280円かかる計算になります。

 

消費税は、2020年4月現在10%かかります。

 

「商品代金」だけでなく、そこに「国際送料」と「関税」を足したものに
対して消費税10%がかかる
ということは覚えておいてください。

関税については、扱うものや金額などによって変わってきますので、
細かく見ていきます。

 

中国輸入ビジネスでかかる関税について

関税については、用語集にザックリとまとめています。

 

用語集にもリンクを張っていますが、税関のサイトに詳しくは書いてあります。

ただこれについてもAmazonの規約のように一見するとわかりにくいので、
この後解説していきます。

 

輸入ビジネスならではの問題である関税

 

輸入ビジネスをする上で、関税は切っても切り離せないもの。
OEM商品を選ぶ時には原価や扱いやすさだけではなく、
関税や送料なども考えないと、
最低ラインの利益率30%を確保することはできません。

 

OEM商品の制作にあたり、どんな費用がかかるのかは以前まとめました。

 

ですが、そもそも関税とはどういうものなのでしょうか?
この記事では基本から網羅するために、
言葉の意味も辞書で調べてみました。

関税
かんぜい
tariff, duty, customs

 

国境を通過する貨物に通常輸入国の政府によって課せられる租税。
国内産業の保護をおもな目的とする保護関税と財政収入を
主な目的とする財政関税とがあるが、
日本をはじめ多くの国の関税は前者の見地から課せられている。

 

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より引用

つまりは国をまたいでモノを運ぶ時には、
必ずかかってくる税金ということですね。

 

Amazonのサイトに関税のことは載っていないのか?

私たちが推奨している

『中国輸入OEM商品→Amazon、Yahoo!、楽天販売』

から話を展開すると、
関税に関しては、Amazonのヘルプ&カスタマーサービスに、
この程度の文面で示されています。

輸入税、関税、その他手数料について
輸入税、関税、その他手数料についてより引用

せめて関税のページヘのリンクとかあると良いんですが、
それも無いみたいですね。

 

関税の分類や税率について

中国から日本に輸入する場合の関税は、
大きく簡易税率一般関税率という2種類に分かれます。

通常は一般関税率が適用されるんですが、
総額が20万円以下の小額輸入貨物の場合は簡易税率が適用されます。
(一部例外あり)

 

一般商品の関税率

区 分
品 目
関 税 率
衣料品
毛皮のコート(43類)
外衣類、下着類(61、62類)
Tシャツ(61類)
水着(61、62類)
ネクタイ(織物)(62類)
マフラー類(61、62類)
20%
5.3~12.8%
7.4~10.9%
8.4~10.9%
8.4~13.4%
4.4~9.1%
ハンドバッグ
革製(42類)
8~16%
アクセサリー
金製、銀製、プラチナ製、貴石製品(71類)
5.2~5.4%
時 計
腕時計、その他の時計(91類)
無税
機械類及び
電気機器
パソコン(84類)
デジタルカメラ、ビデオカメラ(85類)
無税
無税
楽 器
ピアノ、弦楽器、吹奏楽器(92類)
無税
記録物
ブルーレイディスク、CD(85類)
書籍、雑誌(49類)
無税
無税
印刷物
楽譜、ポスター、複製画、カタログ類(49類)
無税
美術品
肉筆の書画、版画、彫刻(97類)
無税
化粧品
香水、オーデコロン、口紅、マニキュア用品、化粧水(33類)
浴用化粧石けん(34類)
無税
無税
がん具
がん具(人形を含む)(95類)
無税~3.9%
スポーツ用品
レジャー用品
乗用自動車、オートバイ(87類)
モーターボート、ヨット、カヌー(89類)
スキー用具、ゴルフクラブ(95類)
釣り用具(95類)
無税
無税
無税
3.2%
履物
甲が革製又は甲の一部に革を使用したもの(64類)
30%又は4,300円/足のうちいずれか
高い税率
家具類
腰掛け、家具(事務所・台所・寝室用)(94類)
無税
床用敷物
じゅうたん(綿製、羊毛製、人造繊維製)(57類)
6.3~8.4%
台所及び
家庭用品
プラスチック製(39類)
陶磁製(69類)
ガラス製(70類)
ステンレス製(73類)
無税~3.9%
寝具類
毛布、ベッドリネン(63類)
マットレス、ふとん(94類)
3.2~10.9%
飲料
茶葉(ウーロン茶、紅茶)(9類)
コーヒー豆(9類)
ミネラルウォーター(22類)
清涼飲料水(22類)
3~17%
無税~12%
3%
9.6~13.4%
洋酒類
ビール、ウイスキー、ブランデー、リキュール(22類)
ワイン(22類)
 
無税
45~182円/l
菓子類
チョコレート菓子(18類)
砂糖菓子(ホワイトチョコレートを含む)(17類)
クッキー、ビスケット(19類)
アイスクリーム(21類)
10%
24~25%
13~20.4%
21~29.8%
肉、魚介類
調製品
ソーセージ(16類)
魚類缶詰(16類)
かに缶詰(16類)
10%
9.6%
5%
チーズ
チーズ(4類)
22.4~40%
たばこ
たばこ(24類)
無税~29.8%
ペットフード
ペットフード(23類)
無税~36円/kg

主な商品の関税率の目安より引用

簡易税率表

番号 品目〔具体的な品目例〕 関税率
1 アルコール飲料
(1) ワイン
(2) しょうちゅう等の蒸留酒
(3) ワインクーラー、清酒、りんご酒等
¥70/L
¥20/L
¥30/L
2  (1) トマトケチャップその他のトマトソース及びアイスクリームその他の氷菓
(2) なめし又は仕上げた毛皮(ドロップスキン)及び毛皮製衣類、衣類附属品その他の毛皮製品
20%
3  (1) コーヒー及び茶(紅茶を除く。)
(2) ゼラチン及びにかわ
(3) なめし又は仕上げた毛皮(ドロップスキンを除く)
15%
4  (1) 動物(生きているものに限る。)
肉及び食用のくず肉
魚及び甲殻類、軟体動物及びその他の水棲無脊椎動物
酪農品、鳥卵、天然はちみつ及び他の類に該当しない食用の動物性生産品
(2) 食用の野菜、根及び塊茎
(3) 食用の果実及びナット、かんきつ類の果皮並びにメロンの皮
(4) しょうが(一時的な保存に適する処理をしたものに限る。)
(5) 食用の海草その他の藻類
(6) 肉、魚又は甲殻類、軟体動物若しくはその他の水棲無脊椎動物の調製品
糖類及び砂糖菓子
ココア及びその調製品
穀物、穀粉、でん粉又はミルクの調製品及びベーカリー製品
野菜、果実、ナットその他植物の部分の調製品
(7) 各種の調製食料品
(8) くえん酸等
(9) 竹製のくし
(10) わら、エスパルトその他の組物材料の製品並びにかご細工物及び枝条細工物
(11) 絹織物
(12) その他の植物性紡織用繊維及びその織物並びに紙糸及びその織物
(13) メリヤス編物及びクロセ編物
(14) 衣類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く。)
10%
5  (1) 生きている樹木その他の植物及びりん茎、根その他これらに類する物品並びに切花及び装飾用の葉
(2) 鉱物性燃料及び鉱物油並びにこれらの蒸留物、歴青物質並びに鉱物性ろう
(3) 無機化学品及び貴金属、希土類金属、放射性元素又は同位元素の無機又は有機の化合物
(4) 有機化学品(くえん酸等を除く。)
(5) なめしエキス、染色エキス、タンニン及びその誘導体、染料、顔料その他の着色料、ペイント、ワニス、パテその他のマスチック並びにインキ
精油、レジノイド、調製香料及び化粧品類
せつけん、有機界面活性剤、洗剤、調製潤滑剤、人造ろう、調製ろう、磨き剤、ろうそくその他これに類する物品、モデリングペースト、歯科用ワックス及びプラスターをもととした歯科用の調製品
(6) 各種の化学工業生産品
(7) プラスチック及びその製品
(8) 毛皮及び人造毛皮並びにこれらの製品
(9) 染み込ませ、塗布し、被覆し又は積層した紡織用繊維の織物類及び工業用の紡織用繊維製品
(10) 傘、つえ、シートステッキ及びむち並びにこれらの部分品
調製羽毛、羽毛製品、造花及び人髪製品
石、プラスター、セメント、石綿、雲母その他これらに類する材料の製品
(11) ガラス及びその製品(ガラス製のビーズ等を除く。)
(12) 銅及びその製品
ニッケル及びその製品
アルミニウム及びその製品
(13) 鉛及びその製品
(14) 亜鉛及びその製品
(15) 卑金属及びサーメット並びにこれらの製品
卑金属製の工具、道具、刃物、スプーン及びフォーク並びにこれらの部分品
各種の卑金属製品
(16) 家具、寝具、マットレス等
(17) がん具、遊戯用具及び運道具並びにこれらの部分品及び附属品
3%
6  (1) 動物性生産品(他の類に該当するものを除く。)
(2) 塩、硫黄、土石類、プラスター、石灰及びセメント
(3) 医療用ジェル
(4) ゴム及びその製品
(5) 紙及び板紙並びに製紙用パルプ、紙又は板紙の製品
(6) 陶磁製品
(7) 鉄鋼
(8) 鉄鋼製品
(9) すず及びその製品
無税
7   前各号に掲げる品目以外のもの 5%

総額20万円以下の貨物の簡易税率より引用

個人輸入では関税はかからない?

 

海外から商品を仕入れれば、それは立派な「輸入」になります。

 

「関税はたくさん商品を買った時だけでしょ?」
「かかるのは法人だけじゃないの?」

と思っている方がいるんですが、
切っても切り離せないと書いているとおり、
輸入であれば関係はありません。

 

個人輸入でも法人の輸入でも、一定量以上を輸入すれば関税はかかります。

OEM商品は大量の仕入れをしますので、
サンプルなどの取り寄せならともかく、
結局は個人であってもかかってくる可能性が高いですね。

 

関税の金額は中国パートナーや代行業者によっては
かなり抑えられるという話も聞きますが、
通常かかるものとして考えておきましょう。

 

中国パートナーと代行業者についてよくわからない場合は、
こちらの記事をご参照ください。

 

代行業者を検討しているのであれば、
一括で比較できるまとめの記事をご活用ください。

 

個人と法人では関税のかかり方が違う

個人輸入でも法人での輸入でも関税はかかりますが、
関税のかかり方は異なります。

 

個人輸入の場合

関税額=課税対象額(商品代金×60%) × 関税率

 

一般輸入(法人での輸入)の場合

関税額=課税対象額((商品代金+送料)×100%) × 関税率

 

個人輸入が「商品代金の60%」なのに対して、
一般輸入は「商品代金+送料の100%」に関税がかかります。

詳しくは、実行関税率のページを参考にしていただければと思います。

 

ただ下記のように免税のケースもあります。

・課税対象額が10,000円以下
・個人輸入で、商品代金16,666円以下

この場合は関税・消費税は課税されません。

 

【重要】輸入時に気をつけなければいけないこと

もうすでに中国輸入を始められている方だと、

「この代行業者だと関税安くできるらしいよ」

というような話を聞いて代行業者を変えたことはないでしょうか?

 

このような場合には、知らないうちに犯罪を犯しているかもしれないので、
注意しなければいけません。

注意しなければいけない「アンダーバリュー」とは?

 

「アンダーバリュー」とは、貿易における不正取引の一つ。

 

関税の支払いを安く抑えるために、
輸入通関時におけるインボイスの単価・金額等を
実際の取引上の金額よりも安く表示させ、
後日実際の取引上の金額にて送金すること。

 

一種の脱税であるため、刑事罰の対象となる。

引用:wikipedia

 

中国から日本に商品を輸入するときに関税がかかることは、
先ほどお伝えしましたが、その際にインボイスという資料を作成し、
税関に提出しなければいけません。

 

そこには商品代金をしっかりと明記しなければいけないのですが、
中国ではこの商品代金を安く記載し関税を安くする申告するのが
当たり前のようです。

 

そのため、代行業者も私たちクライアントに対して、
親切心からアンダーバリューを勧めてきたり、
アンダーバリューを勝手に行う場合があります。

 

中国人がみんなやっていて勧めてくるなら税関にバレないんじゃないの?

アンダーバリューは簡単にバレます。

 

税関には輸出入に関わる全てのデータが集まってきているため、
おかしなデータが上がってきたらシステム的に検知されてしまいますし、
調査官も目を光らせているので怪しいものは検挙されてしまいます。

 

万が一、税関でバレなかったとしても、
税務署でバレてしまいます。

 

そもそも毎年納税しているわけですし、
税務署に資料があるわけですから、
調べあげられたら一発です。

 

ですが、アンダーバリューをしていることが税務署でわかっても
すぐに指摘されることはありません。

 

税務調査の遡及年数は、基本的に3年、ミスが見つかれば5年、
悪質な脱税などを行っている場合には7年遡及されてチェックが行われます。

 

そのため、アンダーバリューの事実が確認できても、いったん泳がし、
時効ギリギリに追徴課税などを支払わされるようになるのです。

アンダーバリューで受ける罰則

アンダーバリューを行うと、

「密輸犯(虚偽申告犯)」

になってしまうため、

「5年以下の懲役、もしくは1000万円*以下の罰金または併科」

となります。

* 貨物の価格の5倍が1000万円を超える場合は、
   罰金額の上限は貨物の価格の5倍以下となります。

 

なので、最悪の場合は逮捕されるということになりますので、
アンダーバリューをやらないように注意していきましょう。

アンダーバリューで実際に受けるペナルティ

初犯でいきなり逮捕ということは余程のことがない限りありえないので、
ここでは、どういうペナルティを与えられるのか、
詳しく解説していきたいと思います。

(1)過少申告加算税

本来払わなければいけない税金を安く支払った場合に
後から修正して追加分の税金を支払うときに科される税金のこと。

【過少申告加算税の計算方法】

過少申告加算税 = 修正申告により増えた税金 × 10%

ただし、修正申告により増えた税金が下の1、2の
どちらか大きい方を超える場合、
その金額を超えた部分に対して15%の税率を使う。

  1. 最初に申告した金額
  2. 50万円

但し書きがよくわからないと思いますので、
10%と15%で支払うパターンについて
具体例を挙げて説明します。

 

①10%の税率のみで支払うケース

1)最初に申告した税金 200万円

2)修正申告の税金 300万円

3)修正申告により増えた税金 100万円

この場合は、修正申告で増えた税金は100万円で、
最初に申告した税金200万円よりも少なく、
15%の税率は適用されないため、

過少申告加算税 = 100万円 × 10% = 10万円

となります。

 

②10%と15%の税率で支払うケース

1)最初に申告した税金 200万円

2)修正申告の税金 500万円

3)修正申告により増えた税金 300万円

この場合は、修正申告で増えた税金300万円が
最初に申告した税金200万円よりも大きいため、
最初に申請した200万円よりも大きい100万円には
15%の税率が適用されるため、

過少申告加算税 = 200万円 × 10% + 100万円 × 15% = 35万円

となります。

引用:高荷祐二税理士事務所

 

(2)重加算税

こちらは、うっかりミスではなく、故意に行った、もしくは隠蔽したと
判断された場合にさらに課せられる税金のことです。

 

重加算税の税額は追加本税の35〜40%と重たいものなのですが、
重加算税が課せられると、調査期間が最長の7年に延長され、
延滞税を支払う際に控除期間がなくなってしまいます。

 

さらに、税務署に目をつけられることとなり、
税務調査の頻度が多くなりますし、
銀行に見つかった場合には、格付けが下がってしまい、
資金調達の大きな障害となってしまいます。

引用:工藤公認会計士税理士事務所

 

(3)延滞税

関税などの税金には納付日が決めれられていますが、
その期日を守らなかったり、期日後に修正申告して納付する場合には、
延滞税が加算されます。

 

関税の場合、納期限は「輸入許可日」になり、
延滞税率は納期限の翌日から2ヶ月以内と2ヶ月を経過した以降で
税率が変わります。

 

【延滞税の計算方法】

①法定納期限までの期間及び法定納期限の翌日から2ヶ月を経過する日まで

※1
法定納期限までの期間及び法定納期限の翌日から2ヶ月を経過するまでの
延滞税の計算においては、年利「7.3%」と「特例基準割合 + 1%」の
いずれか低い税率を適用することとなり、下表の税率が適用される。

期間 税率
平成26年1月1日〜12月31日 2.9%
平成27年1月1日〜12月31日 2.8%
平成28年1月1日〜12月31日 2.8%
平成29年1月1日〜12月31日 2.7%
平成30年1月1日〜12月31日 2.6%
平成31年1月1日〜12月31日 2.6%

なお、特例基準割合とは、各年の前々年の10月から前年の9月までの
各月における銀行の新規の短期貸出約定平均金利の合計を
12で割った割合として、各年の前年の12月15日までに
財務大臣が告示する割合に、年利1%を加算した割合のこと。

 

※2
いずれかの日数が入ります。

1)法定納期限の翌日から完納の日まで(2ヶ月以内に完納した場合)

2)法定納期限の翌日から2ヶ月を経過する日まで

「2ヶ月を経過する日」は例えば次のような日が該当します。

・3月16日から2ヶ月を経過する日 → 5月15日

・12月1日から2ヶ月を経過する日→1月31日

 

②法定納期限の翌日から2ヶ月を経過する日の翌日以後の延滞税

※3
法定納期限の翌日から2ヶ月を経過する日の翌日以後の延滞税の計算においては、
年利「14.6%」と「特例基準割合 + 7.3%」のいずれか低い税率を
適用することとなり下表の税率が適用されます。

期間 税率
平成26年1月1日〜12月31日 9.2%
平成27年1月1日〜12月31日 9.2%
平成28年1月1日〜12月31日 9.1%
平成29年1月1日〜12月31日 9.0%
平成30年1月1日〜12月31日 8.9%
平成31年1月1日〜12月31日 8.9%

※4
(法定納期限の翌日から)2ヶ月を経過する日の翌日から完納の日まで

 

③納付すべき延滞税

引用:高荷祐二税理士事務所

もし税務調査で重加算税を課せられそうになったら・・・

この話はアンダーバリューとは関係ない話なのですが、
所得税などの申告でも重加算税を課そうとしてくる場合があります。

 

その背景として、税務調査官は重加算税をとると、
人事査定で高く評価されるからみたいです。

 

そのため、隠蔽や仮装に当たらないうっかりミスでも、
重加算税を課そうとしてくることがあるみたいです。

 

ですが、過去に国税不服裁判所であった
重加算税が取り消された判決では、
立証責任は税務署であるとされていて、
税務署が誤りを見つけるのは、
私たち税務者の資料に基づくことがほとんどです。

 

そのため、正しく納税していれば、隠蔽や仮装の立証が難しいので、
重加算税はそう簡単に課されるペナルティではありません。

 

また、税務調査の際に

「意図した所得隠しと言われても仕方ないでしょう?
反論できますか?」

と納税者に立証責任があるかのように
問い詰められることがあるみたいです。

 

ですが、本来は立証責任があるのは調査官の方なので、
もし重加算税をかけられそうになったら、
しっかりと抗弁してみてください。

引用:工藤公認会計士税理士事務所

アンダーバリューで注意すべき抵触事例

実際の商品をサンプル品として申告する

実際に販売する商品をサンプル品として申告して、
無料もしくは安い価格で許可を得るという悪質なケースです。

 

輸入者と輸出者が予め取り決めをして、
安い金額で申告して関税を支払うというものです。

 

例え、サンプル品を無償提供されたとしても、
インボイスには単価を「無償」と明記しなければいけません。

 

明記していないと過少申告とみなされますし、
もしサンプルと記載することなく安く申告して関税を逃れようとしたら、
故意とみなされてあとで重加算税を支払わなければ
いけなくなるかもしれません。

通常の仕入れ商品と無償提供の商品とを同時に輸入する

こちらはもしかするとうっかりミスで
多くの人がやったことがあるかもしれません。

通常の仕入れ商品と無償提供の商品とを同時に輸入する際、
トータルの数量と金額で申告したことはないでしょうか?

実はこれもアンダーバリューにあたります。

中国輸入でよくあるのが、不良品が発生した場合に返品や返金を求めても
なかなか対応してくれません。

その代わりに

「次回の注文時に不良がで多分と同数の商品を無償であげる」

という交渉がなされることがあります。

お金は返せないので、代わりに商品をあげる、ということです。

例えば、輸入する商品1000個のうち200個が無償提供されたものだとします。
そのときにインボイスには合計金額を1000で割った単価を記載したとします。

しかし、このときに実際にお金を支払って仕入れているのは800個なので、
本当の単価よりも安く申請していることになります。

商品の合計金額が1000ドルの場合、

1000ドル ÷ 800個 = 1.25ドル/個

として単価を計上しなければいけないところ、

1000ドル ÷ 1000個 = 1ドル/個

と計上しているため、アンダーバリューになるのです。

 

この場合は、800個の仕入れと200個の無償提供分を
分けて申告する必要があります。

 

2020年3月頃にあった通関遅延問題の真相

2020年の3月下旬から4月上旬にかけて、
こんなことを中国人パートナーや代行業社から言われたことはないでしょうか?

「日本の税関はインボイスの値段を信用しないため、
インボイスの値段は販売価格の30%以下にしてはダメです。」

OBC講師や生徒さんでも、このような連絡が来たという方がちらほらあり、
こんなルールはないのでおかしいと思って調べたところ、原因がわかりました。

代行業社に聞いてみた

私が信頼している中国人パートナーに詳細について聞いたところ、

「深センの代行業者(複数いるらしい)と
大阪の通関業者(複数)がグルになって
長期に渡るアンダーバリューしていたことが
税関にばれた」

ということのようです。

どうやっていたかというと、
私たちのようなクライアントにはアンダーバリューを内緒にして、
大阪の通関業者がインボイスを勝手に書き換えていたようです。

なぜ、こんなことをしたのかというと、

「あそこの代行業社に依頼すると関税・消費税が安くなるよ」

という評判を流してお客さんを集める目的のためのようです。

 

代行業社に人が集まれば物量も増えて
一緒にグルになっている通関業者もさらに儲かるため
代行業社と通関業者がグルになってやっていたようです。

 

まとめ(30秒で読みたい方はこちら)

いかがでしたでしょうか?

一口に関税といっても個人輸入なのか一般輸入なのかでまず違いますし、金額や取り扱う商品によっても異なります。

 

あとは、税関でかかる費用には、
・税関手数料
・中国輸出通関手数料
・関税
・消費税
という4つがあるのも重要なポイントですね。

また、輸入する際にはアンダーバリュー取引にならないように
・必ずインボイスを確認する
・サンプル品と仕入れ商品はしっかりと分けて申請する
・虚偽の申請はしない

ということを意識するのも大切です。

もちろんこれらすべてを覚えるのは不可能だと思いますし、
覚える必要も無いです。

ですので、この記事はお気に入りに登録して
いつでも見られるようにしていただき、
商品を輸入する前や利益率を計算する時になどに
役立てていただければ嬉しいです。

 

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石山芳和紹介 石山芳和一覧

石山 芳和

石山 芳和

1982年生まれ 福島県出身
株式会社グッドバイラル代表取締役
Amazon販売促進コンサルタント

現在はオリジナルブランド商品の販売を中心として会社員時代の10倍以上を安定して稼いでいる。その他にもセミナー講師やコンサルティングなどを行い500人以上の方々に独自のノウハウをお伝えしている。

直接指導してきたクライアントの中には月収300万を超える方もおり、月収30万円以上であれば多数輩出。

現在は独自のツールやプラットフォームの開発をビジネスパートナーと進めており「自分に関わる全ての人を幸福にする」というビジョンに向けて日々邁進中。

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