【2021年最新】アマゾンアカウントを複数作成する場合のメリットや注意点のまとめ
こんにちは、石山です。
Amazonは原則1つのアカウントしか持つことを認めていませんが、
複数のアカウントを持つ方法が無いわけではありません。
私自身も5年間複数Amazonアカウントを運用してきましたが、
この方法で運用したところ、
1つのアカウントが閉鎖しても芋づる式に閉鎖される事がありません。
トカゲのシッポみたいに、消えたらまた作れる、
という状況を作り出す事が出来ました。
今回は「アマゾンアカウントを複数作成する場合のメリットや注意点のまとめ」と題し、複数のアカウントを作る場合のメリットや注意点などについて詳しく解説していきます。
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複数のアカウントを持つことのメリットは?
メリットは、
・アカウント削除や閉鎖に対するリスクヘッジ
・専門店化が可能
まず、Amazonアカウントの運用において、絶対はありません。
Amazonアカウントの運用に関する100%の正解を知っているのは、
「Amazonアカウントスペシャリスト」という人たちのみです。
これはAmazon社内でも選ばれた人たちで、
Amazonの社員であっても100%の正解を知っているわけではないんですよね。
ですのでこれから私がお話しする内容は、
あくまでも私やOBC生の経験や、関係者から聞いた話を統合したものです。
絶対は無いAmazonアカウントですので、いつどうなるかは誰にもわかりません。そのため、複数持つのは有効なのはご理解いただけると思います。
専門店化については、いくら少数精鋭とはいってもジャンルは絞るべきです。
数が少ないからと言ってまったく関連のない商品を並べていると、ユーザーに不信感を与えかねませんし、専門店にした方が売れやすいんですよね。
そういう場合に、複数のアカウントがあればそれも可能ということです。
Amazonの複数アカウントに対する考え方
まず個人について、Amazonは基本的に
複数アカウントの所有は認めておらず、1個人1アカウントが原則です。
ただ、法人については複数のアカウントを認めています。
1部署1アカウントが原則で、ブランド名ごとに持つことが可能です。
ただし、個人も法人も
amazon.co.jpにおいて一度アカウントが閉鎖されてしまうと、
同じ名前では2度とアカウントを作れないという、なかなか厳しい規則があります。
Amazonの規約やルールは定期的に変わる
ここからは複数アカウントを作成する場合の注意点やコツについて解説していきます。
ただ、Amazonの規約は定期的に見直しされますので、
ここでお話しする内容がいつまで有効かは正直わかりません。
私自身情報を掴んだらこの記事に反映していくつもりですが、
あなたもAmazonの規約には注意を払うようにしておいてください。
これは複数アカウントだけではなく、
Amazonでビジネスをするのであれば基本的なことです。
Amazonの規約についてはこちらの記事でわかりやすくまとめていますので、
参考にしてみてください。
複数アカウントを作成する大前提
複数のアカウントを持つための方法は、
別人格で作って1つのアカウントが停止したときに、
全てが芋づる式に停止しないように工夫するのが、大前提です。
芋づる式に停止しない(紐づかない)ようにする工夫しよう
私は以下の9つの項目を変えて、複数アカウントを持っています。
ただ、以下の項目を変えるときに、サブアカウントで運用しています。
2017年より『2段階認証』が義務付けられているので、
それぞれのサブアカウントで、2段階で認証されることが大事です。
変えるべき9つの項目
複数アカウントの作成にあたり、変更が必要な項目は次の9つです。
・店舗名
・担当者名
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・銀行口座
・クレジットカード
・パソコン・IPアドレス
・ブラウザ
アカウントの作成にあたっては、
「今まで一度もAmazonで登録されていないもの」が前提になります。
「何年か前に登録した」ものはNGなので注意してくださいね。
正直「結構項目が多いな」と思いますよね?
私もそう思います。
ただこれは、最大限に安全に配慮したパターンです。
どれかが同じであっても、特にペナルティを受けていない人はいますが、
その一方でペナルティを受けている人もいます。
これでも完全では無いですが、
そのような少数派を含めての対策について解説していきます。
店舗名
これは比較的簡単ですよね。
店舗名はいくらでも作れると思いますので、登録したことがない、登録していない店舗名を設定しましょう。
担当者名
これは一般的には、家族・親戚・友人などの名前が考えられます。
もちろんAmazonで出品アカウントに名前を登録していない人が前提なので、
それは事前に確認しておきましょう。
架空の人物の名前を登録する人が結構いるんですが、
場合によってはAmazonから本人確認を求められるリスクを考えると、
それができる人の名前を登録しておくべきです。
名前を使わせてもらう時には、
本人確認の可能性があることも伝えておいた方が良いかもしれませんね。
住所
これも一般的には、家族・親戚・友人などの住所が考えられます。
一人暮らししているのであれば、実家の住所などでもOKですね。
ただ使わせてもらえそうな住所が無い場合には、
バーチャルオフィスという方法があります。
大体1,000円~5,000円くらいで契約ができますので、
万一の場合には活用してみてください。
「バーチャルオフィス」でGoogleなどで検索すると、
サービスを提供している会社がたくさん出てきます。
電話番号
これも一般的には、家族・親戚・友人などの電話番号が考えられますね。
こちらは、050の番号が使えないので、
最近は格安SIMなどを使って、乗り切ってます。
番号だけを持つのであれば月1,000円ぐらいで済みますので、
新しく別の電話番号を契約するのも一つの方法です。
メールアドレス
メールアドレスも比較的簡単な部類に入りますね。
Gメールは複数作成ができますし、
他にもYahoo!やhotmailなど、フリーメールアドレスを提供しているサービスは
数多くあります。
銀行口座
銀行口座については、銀行が違っても同一名義の場合はNGです。
そのためこれも家族・親戚・友人などの協力が必要になってきますね。
ただ、結構ハードルは高いかもしれません。。。
もちろん同一名義で特に問題なく運用できている話も聞きますが、
最大限にリスクヘッジをするのであれば同一名義は避けるべきです。
クレジットカード
クレジットカードも銀行口座と同様で、
カード会社などが違っても同一名義はNGです。
こちらは家族などから協力を得る時に、
もしかすると銀行口座以上にハードルが高いかもしれませんね。
対処方法としては、Vプリカというものがあります。
Vプリカはクレジットカードと同じように使えるプリペイドカードです。
一番のメリットが「名前がニックネームでもOK」ということ。
ただ、下記のいずれかが当てはまると、認証で引っかかる可能性が高いです。
・電話番号が050から始まる
・メールアドレスがGメールやYahoo!メールなどのようなフリーメールアドレス
ですので別名義のクレジットカードの用意が難しいのであれば、
電話番号とメールアドレスが上記2つに当てはまらないようにしましょう。
ですがもちろん、これも絶対ではありません。
パソコン・IPアドレス
最後はパソコンとIPアドレス。
パソコンについて、厳密にはMACアドレスというものが関係してきます。
MACアドレスはパソコンが独自に持っているアドレス。
IPアドレスは、あなたがインターネットを使う時のアドレスです。
これもかなりハードルが高いですよね。パソコンと、
さらにはインターネット回線ですから。
ただ、ここでも2つほどテクニックがあります。
サブアカウントとして運用する
大口出品の場合だけではあるんですが、
Amazonではセラーセントラルへのユーザー権限を設定できます。
大口出品と小口出品の違いについては、
こちらを参考にしてみてください。
方法としてはマンガ喫茶などでアカウントを作った後、
そのユーザー権限をあなたが普段使っているパソコンに与えればOKです。
ユーザー権限については、
Amazonのセラーセントラルで「設定」→「ユーザー権限」とクリックし、
追加したいユーザーのメールアドレスを入力して「招待メールを送信」をクリック。
すると入力したメールアドレス宛てに下記のようなメールが届きますので、本文内のURLをクリック。
ログイン画面に進みますのでログインした後にこのような画面になります。
そして新しく作成したアカウントのセラーセントラルで、再度「設定」→「ユーザー権限」と進むと、このように保留中のユーザーとして表示されますので、「確認」をクリックすればユーザー権限を与えられます。
ただ、これだとできることに制限がありますので、権限の範囲を変える必要があります。
やり方は追加したユーザーの「編集」をクリックすると、
権限を選べる画面に進みます。
選択した後に「次に進む」をクリックすれば、ユーザー権限の変更完了です。
これでサブアカウントとしてではありますが、自由に運用できます。
仮想デスクトップを使う
仮想デスクトップというのは、あなたのパソコン上に、もう1つのパソコンを作れるサービスです。
これを使えば先ほどお伝えしたMACアドレス、IPアドレス、共に違うものを使えます。
有名なところでは、お名前.comのデスクトップクラウドがありますね。
リンクをクリックすると「for Windowsアプリ」というのに飛んでしまいますが、「スタンダード」の一番安いプランで十分ですし、これなら月額2,400円(税抜)です。
ブラウザ
最後はブラウザです。
ブラウザは、インターネットを使うためのソフトですね。
一般的にはGoogleChromeやSafari、
インターネットエクスプローラーなどがあります。
これもそこまではハードルは高くないですね。
あまり知られていないですが
他にもブラウザはたくさんあります。
ここでは、
一覧でまとめられているページがありましたのでご紹介します。
まとめ(30秒で読みたい方はこちら)
・基本的はAmazonは複数運用を認めていない
・複数運用は自己責任で
・複数運用でリスクヘッジ、専門店化ができる
・規約は定期的に変わる
・複数アカウント作成時に変える項目は「店舗名」「担当者名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「銀行口座」「クレジットカード」「パソコン・IPアドレス」「ブラウザ」の9つ
・一度でもAmazonに登録したことがある情報はNG
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参考記事と動画(アカウント作成の注意点など)