ネットショップならWooCommerce!導入方法の詳しいまとめ
こんにちは、中国輸入ビジネス(OEM)の専門家、石山です。
ネットショップは意外とカンタンに始められることや、開設する方法については以前に記事でまとめました。
記事の中で、無料で使えるワードプレスのプラグインであるWooCommerce(ウーコマース)をオススメしました。
海外のプラグインではありますが、導入や設定のハードルはそこまで高くはなく、高性能なんです。
ただ導入方法については詳しくまとめていませんでしたので、今回は「ネットショップならWooCommerce!導入方法の詳しいまとめ」と題して解説していきます。
WooCommerce導入前にやっておくこと
WooCommerceを使うにあたって、事前にいくつかやっておくことがあります。
ワードプレスの導入
WooCommerceはワードプレスのプラグインですので、ワードプレスのサイトがないと使えません。
ワードプレスがなんなのか?そしてその導入の方法についてはこちらの記事にまとめています。
記事を参考にしていただき、まずはワードプレスのインストールまで完了してください。
サイトのSSL化
ワードプレスをインストールした後には、サイトのSSL化が必要になります。
SSLとは?
そもそもSSLがなんなのかという話ですが、平たく言えばセキュリティのための設定です。
SSLは「Secure Sockets Layer」の略称で、インターネット上でデータを送受信する時に暗号化してくれる仕組みのことです。
これによって、例えば個人情報とかクレジットカード情報とかの送受信が必要な場合でも、データを暗号化して送受信するので、安全な通信を行えるということです。
普通のブログやサイトであれば設定しなくても良いんですが、ネットショップの場合はそうもいかないですよね。
SSL化していないサイトで重要な情報のやり取りをした場合、情報漏洩や流出のリスクは高まります。
エックスサーバーなら、無料でSSL設定ができる
通常SSL化するためには年間数千円~数万円かかりますが、エックスサーバーであれば無料で設定することが可能です。
そういう意味でも、私はサーバーを借りるのであればエックスサーバーをオススメしています。
設定の方法はエックスサーバーのサーバーパネルにログインし、「ドメイン設定」の中の「SSL設定」をクリック。
対象となるドメインの「選択する」をクリックし、
「独自SSL設定の追加」をクリックします。
対象となるドメインが選択されていることを確認し、「独自SSL設定を追加する」をクリックすれば設定は完了です。
「SSL設定の一覧」をクリックして、一覧に対象のドメインがあれば設定はできています。
ワードプレステーマの設定
次にワードプレステーマを設定する必要があります。
ワードプレステーマというのはテンプレートのようなもので、これが違うだけでサイトの見栄えがまったく変わります。
有料と無料のテーマがありますが、今回は無料のテーマでの設定方法について解説していきます。
ダッシュボードの「外観」→「テーマ」をクリックして、
「新規追加」をクリック。
そして検索バーに単語を入れて検索するんですが、日本語に対応しているWooCommerceのテーマは、「WooCommerce japanese」などで検索すれば出てきます。
どれを選んでも構いませんが、今回は一例としてこちらのテーマをインストールします。
マウスを載せると「インストール」のボタンが出ますので、それをクリック。
インストールが終わったら「有効化」をクリックすれば、設定は完了です。
サポートページについての注意
以前の記事で、サポートページを作る方法について解説しました。
記事に載せているページは最初からワードプレスに入っているテーマで作成したんですが、テーマを変えることによって表示のされ方は多少変わります。
デフォルトの場合
今回入れたテーマの場合
機能自体が特に変わることはありませんので、その点はご安心いただければと思います。
WooCommerceの導入について
WooCommerceのインストール方法
ではあらためて、WooCommerceの設定方法についてまとめていきます。
まずはダッシュボードの「プラグイン」→「新規追加」をクリックし、
検索バーに「WooCommerce」と入力します。
すると検索結果に表示されますので、「今すぐインストール」をクリック。
インストールが終わったら「有効化」をクリックしてください。
有効化が完了すると、項目に「WooCommerce」と「商品」という項目が追加されます。
初期設定のやり方
WooCommerceの初期設定については、有効化が完了すると「設定ウィザードを開始」というボタンが出てくるはずですので、そちらから進めます。
もし表示されていなければ、新しく追加された「WooCommerce」の項目をクリックすれば、「設定ウィザードを開始」のボタンが出てきます。
するとこのような画面になりますので、「それでは始めましょう。」をクリック。
次の画面ではそのまま「次へ」をクリックします。
店舗地域設定
その後は、店舗の地域や商品の重さの表記などについてです。
地域は自宅や事務所などがある地域を設定していただき、通貨は「日本円」を選択しましょう。
重さや大きさは取り扱う商品によって任意で変更し、「次へ」をクリックします。
配送方法と税金設定
次は配送方法と税金の設定です。
日本で扱う場合には「はい、消費税を課金します。」に必ずチェックを入れましょう。
商品価格については任意でどちらかを選んでいただき、設定が完了したら「次へ」をクリックします。
決済
次は決済についてです。
決済の方法は、表示されているものからいくつか選択していただきます。
ちなみにPayPalは、一番上の項目だけチェックを入れればOKです。
そして、「銀行振込」を日本に対応させたい場合には、別途設定が必要になりますので、そのやり方は後ほどご説明します。
支払い方法を選択して「次へ」をクリックすれば、WooCommerceの初期設定は完了です。
WooCommerceを日本語化する
次にWooCommerceを日本語化する方法です。
銀行振込の日本対応についても、こちらから行うことができます。
WooCommerceの日本語化は、WooCommerce用のプラグインを別途入れることで可能です。
ダッシュボードの「プラグイン」→「新規追加」をクリックし、検索バーに「WooCommerce For Japan」と入力して検索すると、
検索結果にプラグインが出てきますので、インストールして有効化します。
有効化が終わったら、「WooCommerce」→「日本対応」をクリックすると、日本向けに変更するための設定が出てきます。
先ほどお伝えした銀行振込については、赤枠で囲った「銀行振込(日本向け)」にチェックを入れて、「変更を保存」をクリックすればOKです。
その他の設定についても、必要であれば任意でチェックを入れるようにしてください。
以上が、日本語化対応も含めた、WooCommerceの初期設定のやり方です。
まとめ(30秒で読みたい方はこちら)
・WooCommerce導入前にやっておくべきこと
ワードプレスの導入
サイトのSSL化
ワードプレステーマの設定
・ワードプレステーマを変えることで見た目はまったく変わる
・サポートページを作っている場合も見た目は変わる
・WooCommerceインストール後は初期設定が必要
・銀行振込の場合は日本語化対応が必要
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