第1ステージ(高単価転売)

こんな人は転売をやめてオリジナル商品を始めるべき7つの理由

石山 芳和

こんにちは、Amazon販売最大化コンサルタントの石山です。

「Amazonの相乗り出品は楽だから」
「Amazonでも無在庫販売の方が、全然稼げますから」
「在庫持ってるとか、アホでしょ」

まあ、私もいろんなことを言われました。

ですが、ご存知の通り単純転売は、
息の長いビジネスじゃないです。

IoT、AI時代になった変化の早い未来は、
その傾向はこれからもっと加速すると思います。

今回は右から左に流すだけの転売に絞って、
それを止めた方がいい『7つの理由』についてまとめます。

①単純転売は「簡単」だけど「短命」

単純転売は、簡単です。
ちょっと流行ってる商品があれば、それをどこかで仕入れてAmazonで売る。

それだけで『無在庫』での販売が可能です。

例えば、

  • baseで仕入れてAmazon
  • Amazonで仕入れてYahoo!
  • Amazonで仕入れて楽天

という感じで、ショッピングモールを変えるだけで、
簡単に利ざやが抜けます。

短期的には、それで良いと思います。
「手を出しやすく儲かる経験」をしても良いと思います。

「じゃあ、ずっとやってて良いの?」と言われると、
それはNoです。

あなたも薄々気づいてるはずです。
『横流しするだけでは、命が短い』ということを・・・。

コントロール出来ない部分をいかに減らすか

なぜ短命なのか。

  1. その仕入先、ずっと存在する?
  2. その商品、ずっとその価格で仕入れられる?
  3. その販路で、その価格をキープできる?
  4. 家族に今のビジネス、誇りを持ってアピールできる?

つまり数十年続けていくとなると、
上記のいずれかが、破綻しちゃうんですよね。

だから、いつか脱却せねばならぬのです。

その決意を持ってもらうためにも、この記事に書いてあることを
肝に命じてください。

②転売ビジネスは終わりなき価格競争

では、もう少し掘り下げていきましょう。
転売ビジネスはどこまでいっても価格競争です。

オリジナル商品でも最初は値下げプロモーションをしますけど、
転売は『終わりなき値下げプロモーション』が必要です。
価格以外に差別化する要素がないからです。

その構図はこんな感じです。

あなたが、転売をしていることを誰かが嗅ぎつける

仕入れ元を調べだす人が増える

同じように出品する人が増える(Amazonなら相乗り)

供給が増える

誰かが「価格」で勝とうとする

それに引っ張られて、みんな価格を下げる

薄利になってしまい、離脱する

転売ってこの繰り返しなんですよね。

特にAmazonなどのネットECなら、より一層競争が厳しいです。

これからの時代、ヒトが減り、より一層モノが溢れる時代に突入します。

モノが溢れるということは、付加価値が大事な世の中になります。

もう言いたいことは伝わりましたよね。

③SEOは、Amazonの商品カタログを作ったセラーに依存する

これは、Amazonの相乗りの状態に限りますが、
転売セラーは、Amazonの商品カタログを編集できません。

そのカタログを作ったセラーでしか、そのカタログをテコ入れする事ができないシステムになっています。

だから、売上が不振になったとしても、
もはや諦めるしかありません(笑)

せっかく絶対売れる商品を転売してるはずなのに、
そのカタログ(商品ページ)を作ってるセラーが何らかのタイミングで
違反してしまったらそこであなたも販売終了です。

④商品の供給が止まり次第、売上がストップ

商品供給元が、供給をストップさせたら、
即座に売上が止まります。

いくら利ざやが大きくて売れる商品を見つけたとしても、
転売ではいつまでもその利ざやを確保できるかどうかはわかりません。

  1. その仕入先、ずっと存在する?
  2. その商品、ずっとその価格で仕入れられる?
  3. その販路で、その価格をキープできる?
  4. 家族に今のビジネス、誇りを持ってアピールできる?

この4点は、長期間保証されているものではありません。
長い目で考えると、転売ビジネスはデメリットでしかなくなりますね。

⑤多品種の商品を少人数で管理するハメに

私の知り合いの転売プレイヤーは
300種類以上の商品を取り扱って、
月商が500万円という方がいました。

立派な成績に見えますが、
OBC生は数商品で月商500万円です。

300種類も商品があれば売れるもの、売れないものは当然出てきます。なので在庫の回転率はトータルでは良いとは言えず、キャッシュフローも悪いです。でも、今売れていてもいつ売れなくなるかはわかりませんし、売れていないものは取り扱いをやめて、売上を確保するために更なる新しい商品を探す必要があります。

1つの商品で売上を拡大することが難しい以上、常に新しい商品を探し、そして売上を拡大するためには商品数が必要になってくる、ということですね。

⑥利益率が低いため手元にほとんどお金が残らない

価格を下げることで利益率も下がるとは書きましたが、それ以前に転売だと高い利益率をキープすることはなかなか難しいです。

私の感覚では良くても利益率は30%程度で、一般的には10~20%の利益率です。実際先ほど書いた月商500万の方も、月収は50万円程度でした。月収50万と聞くとなかなかの数字ですが、500万という数字を聞いた後だと、少し拍子抜けしませんか?

でも、売上を立てるためには、次から次へと商品を仕入れる必要があります。しかも500万売り上げるということは、それ相応の仕入れ資金が必要になります。

もちろん大なり小なりあるでしょうが、回転が悪く利益率が低いということは、やはり手元に残るお金はほとんどありません。

⑦社会性がない(転売は大人がやる仕事ではない)

OBC講師のケンゾーさんがよく言うのが
『転売は、大人のやる仕事ではない』
です。

確かに、私もそう思います。

たくさんの商品を、超少人数で扱って、
薄利多売になってるのって、
時給の低いバイトと変わらないですからね。

家族にも友達にも誇れる仕事ではないかな、と
私自身はそう思います。

私も転売を行ってた時期がありましたが、
やっぱり身内にも誰にも
「自信を持ってこれをやってる」
誇れるものではありませんでしたからね。

結論(30秒で読みたい方はこちら)

結論、転売から何処かのタイミングで
リスクを取って大きく飛躍するタイミングが必要だと言う事です。

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