中国輸入ビジネスで、リストとして管理すべき情報を画像付きで解説
こんにちは、中国輸入ビジネス(OEM)の専門家、石山です。
OEMの商品リサーチは進んでいますか?
そして、その情報をリスト化して管理はしているでしょうか?
「なんとなくテキストファイルとかに残している」
「パソコンのお気に入りに商品ページを入れてるだけ」
「その場で完結してしまっている」
色々な方がいらっしゃると思いますが、面倒に感じても、1つのファイルで管理しておくことで結果的には効率的になります。
今回は「中国輸入ビジネスでリストとして管理すべき情報についてまとめてみた」と題し、石山の管理している情報について、具体的な画像を載せながら解説していきます。
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ファイルはエクセルで作成して管理
これからお伝えするのは、あくまでも「私はこうやっています」という一例であり、絶対の正解ではありません。
必ずしも同じようにやる必要はなく、あなたが使いやすいように、使うファイルや項目などはアレンジしていただければと思います。
私はリストの作成と管理に、エクセルファイルを使っています。
Macの場合だと、Numbersになるのでしょうか。一応、Macでエクセルも使えますけどね。
計算式も入れられますし、リストとして一元管理するならエクセルがオススメですので、今回はエクセルを基軸に解説していきます。
リストで管理するべき項目
私がリストで管理している項目は、全部で13項目あります。
商品名(アリババ)
ASINコード
アマゾンの価格
アリババの価格(元)
アリババの価格(円)
差額
実費
利益
利益率
リサーチ方法
思考
アリババのURL
付属品URL
それぞれの項目について、詳しく解説していきます。
一応今回は例として、こちらの商品を使います。
ほかの記事でご紹介しているものも同様ですが、この商品はあくまでも一例ですので、OEMやアマゾンでの販売に適しているかどうかはわかりません。
ちなみにこの商品に関して言えば、Amazon本体が販売しているか、セラーがAmazonに卸している可能性が高いため、超えるのは相当難しいと思います。
実際この後計算していくと利益額や利益率などはあり得ない数値になるんですが、あくまでも計算方法を把握することに努めてくださいね。
商品名(アリババ)
商品名と書いてはいますが、実際は「どんな検索ワードでその商品を見つけたか」を記録しています。
今回はGoogle画像検索で出てきたこのページのタイトルをコピーし、
そのままアリババで検索したら見つかりました。
ですので入力するのは「iOttie Easy One Touch 2 Car Mount Holder」という商品タイトルですね。
ほかには、「商品の型番を使って検索した」「キーワードを抜粋してGoogle翻訳したもので検索した」などの方法も考えられますね。
ASINコード
「ASINコードってそもそも何?」という場合は、こちらの用語集をチェックしてみてください。
ASINコードは商品カタログを下にスクロールすると「登録情報」という項目があり、その中に記載されています。
アマゾンの価格
アマゾンの価格は、調べてそのまま入力してください。
今回の場合は2,468円ですね。
アリババの価格(元)
次にアリババの価格を入力します。
アリババはご存知のとおり、多くのロットを積めば安くはなりますが、まず最小ロットの価格を入力しましょう。
今回は11元ですね。
アリババの価格(円)
次にアリババの価格を日本円に直した金額を入力します。
中国元のレートは日々変わりますので、ここは定期的に見直しが必要ですね。ヤフーファイナンスなどでレートを調べるようにしてください。
そして日本円の算出については、エクセルであれば計算式を入れるとカンタンに計算できますので、設定しておくことをオススメします。
記事作成時点では1元=約16円でしたので、その場合は、
11元×16円=176円
ですね。
差額
差額については単純に、
アマゾンの価格-アリババの価格(円)
の計算結果です。
今回の場合は、
2,468円-176円=2292円
ですね。
実費
実費は、
アマゾンの価格-利益
で計算します。
前後してしまいますが今回は、
2,468円-1,307円=1,161円
でした。
利益
利益の計算については、FBA料金シミュレーターで行います。
使い方は以前に記事で少しご紹介していますが、今回はあらためて実際にやってみます。
料金シミュレーターにアクセスしたら、先ほど登録しておいたASINコードで検索してください。
すると、このように商品が表示されますので、空欄の部分にそれぞれ数字を入力していってください。
今回は簡易的に「FBA発送の場合」で計算します。
「納品時の配送料」は中国人パートナーや代行業者によっても変わりますが、私は大体1商品300~400円で計算していますので、400円で入力します。
「出荷準備費用」は仕入れの原価ですので、「アリババの価格(円)」である176円を入力します。
入力が終わったら「計算」をクリックすると、
計算結果が出てきますので、それを「利益」に記録しておきます。
もちろんあなたが自社発送をしているのであれば、「自社発送の場合」の中の項目を埋めて計算してください。
ですがまだ決まっていなかったり、これからビジネスを始めるのであれば、とりあえずはFBAで計算しておきましょう。
利益率
利益率は、
利益÷実費×100
で計算します。
今回は、
1,307円÷1,161円×100=112.6%
ですね。
この利益率だと参考にならず申し訳ないですが、少なくともこれが30%を超えるような商品を選びましょう。
そして先ほどお伝えしたとおり、この商品の場合はAmazonが絡んでいるというように、利益率が高すぎる商品には何らかの理由がある可能性が高いため、少し疑ってかかったほうが良いかもしれません。
リサーチ方法
リサーチ方法は、どうやって商品を見つけたかを書いてください。
例えばあるセラーが扱う商品の中から見つけたのであれば、セラーの名前を入力する、という具合です。
思考
ここが意外と重要な部分です。
思考という項目の名前のとおり、「どのような思考の過程を経て、その商品を選ぶにいたったのか」を書きます。
例えば「商品が軽い」「原価が安い」「安定的な売り上げが見込めそう」など、理由は色々考えられると思います。
その中のどれかでも良いですし、複数書いても構いません。
これをリストに残していくことで思考は磨かれ、リサーチの精度はどんどん上がっていきます。
アリババのURL
これはそのまま、アリババの商品URLです。
中国人パートナーや代行業者に買い付けを依頼する時には、当然ですがURLが必要になります。
アリババの商品は入れ替わりが激しかったり、確実性を欠く部分がありますので、何日か前には見つかったのに同じ方法で見つからないことも考えられるんですよね。
それ以前にリスト化していなければ再度探す必要があり、二度手間になってしまいますので、URLは忘れずに残しておきましょう。
付属品URL
これは必要であればという感じですね。
取り扱おうと思う商品に付属品があれば、あわせてURLを残しておきましょう。
まとめ(30秒で読みたい方はコチラ)
再度お伝えしますと、私が管理しているのは、
商品名(アリババ)
ASINコード
アマゾンの価格
アリババの価格(元)
アリババの価格(円)
差額
実費
利益
利益率
リサーチ方法
思考
アリババのURL
付属品URL
という13項目です。
必要に応じて付け加えたり削ったりして、あなたのビジネスに適したリストを作ってくださいね。
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