【熱血5000字】仮想通貨・ICOが『副業』『ビジネス』に適さない理由
こんにちは、オリジナル商品販売促進コンサルタントの石山です。
今回は、最近物販ビジネスをやっている傍で『仮想通貨・ICO』で熱狂して消耗している人に助言した内容についてお送りしていきます。
私が組織している『トップ0.1%セラーコミュニティ:OBC』の中にも、商品の販売が上手くいっていない人に限って、仮想通貨系の投資案件にどっぷりハマってしまっているような気がします。
私も、資産の5%以下の範囲で、宝くじを買うような感覚で、一部のみ投資をしているので、完全に否定はしませんが、これから私のビジネスパートナーと仮想通貨について意見を出し合ってたどり着いた答えを書いておきますので、よく読んで見てもらえると、間違った方向にいかなくて済むと思います。
ちなみに、念押ししておきますが、私は下記のようなことを全て理解した上で購入しています。レジャーのような位置付けですので、そういう目的なら否定しません。
一番ヤバイと思うのは『銀行から融資を受けたお金を仮想通貨に投資している人』もいるくらいなので、本当にこの記事をよく読んでおいてくださいね。
(※あくまで私たちの意見なので、それでも俺は仮想通貨に賭ける!という方を止めることはありませんので、ご安心ください。人生を楽しんでください^^)
1商品、2商品もヒット商品を出していないのに、投資に手を出す危険性
では、早速仮想通貨についての持論を出していきます。
特に気をつけて欲しいのは、まだ満足に稼げておらず、在庫にお金だけ持っていかれて、不安でメソメソしている人たちです。
おそらくその人たちの心境を考えると、
『1商品、2商品頑張っている』
『でもうまくいかない』
『てか、在庫にお金が消えて、お金は減るばかりじゃねーか』
『おい、石山。全然稼げねーじゃねーか。』
『融資も受けちゃったじゃねーか、マジで返済どうしよう』
そんなときにFacebookのインフルエンサーやテレビCM、You TubeのCMなどで『仮想通貨は、マジで世界を変える』とか『資産はポートフォリオ戦略だ』というフレーズで心を揺さぶられてしまったのではないでしょうか。
そして、気付いたら手元には取引所の認証キーが届いていて、通貨の購入が完了している(笑)
でも、私はそういう『まだ1つの商品ですら軌道に乗せていない人』に限って、すごくこの手の投資は危ないと思うのです。
なぜかというと、
危険1:スキルが未熟なので、資産があっても有効に使えない
正直、1商品、2商品とヒット商品を出していない人にとっては、
まだどう考えてもスキルが不十分です。
そんな時に、仮に仮想資産が10倍になったとしても、
そのお金を使って、何が出来るのでしょうか。
商品ラインナップ拡大、事業規模を拡大、バイトさんを雇って、事務所も作って・・・
といった勝負に出たとしても、スキルが未熟なので、
結局増えた資産が減ってしまうオチです。
今のあなたの貯金額は、あなたのスキルと同じだからです。
ドーピングで増やしたとしても、無意味なのです。
だからこそ、小さく始めて、損失が少ない状態から、明日の飯を稼ぐことが大事だと言えますよね。
成功の本質は、ドーピングをして楽に成功するのでなく、1%ずつジワジワ成功させることが、最短の道なのです。
だったら仮想通貨のようなドーピングを使わないで、資金調達で金融機関から正面突破していった方が、交渉能力、金融の知識、マーケティング、セールススキルという一生涯食いっぱぐれのない技術が身につけたほうが、安心です。
スキルに投資した方が、それがあなたの身を一生涯守り続けてくれるからです。
そちらの方が、資産につながるのではないでしょうか。
危険2:仮想通貨関連の情報入手に時間を取られて、事業の軸がブレる
朝起きたら、スマホで基軸通貨のレートを見ることから1日が始まってませんか??
それだけでなく、あなたが投じた通貨の状況がロードマップ通りに進んでいるか、
その進捗が気になって仕方ない状況になっているのではないでしょうか。
結構その時間って、すごい損失だったりします。
例えていうなら、実店舗で飲食業を営んでいるのに、店主がギャンブルばかりやっていて、お客さんのニーズを無視してしまい、中途半端に営業している状況のような感じですね。
結局、まだまだやれることが山ほどあるのに、中途半端になってしまってるんです。
危険3:『お金を増やして何をしたいの?』がはっきり決まってない人は、更に危険
あなたが投資しているICO風の案件、、
ちゃんと出口を考えてますか??
『出口というのは、仮に儲かった先に、そのお金で何をするのか?』という出口です。
例えば、、、仮に仮想通貨に投じて盛り上がっている人が思い描いているシナリオは、
なんかすごそうな外人とすごそうな日本人がタッグを組んで登場!!
からの、すごそうなプレゼンを受ける。。
そして、すぐさまプレゼンを聞いた後に、思い描く未来像は、
『日本円』→『基軸通貨(イーサリアムなど)』→『謎の通貨』→『謎の取引所に上場』→『大きく値を上げる』→『基軸通貨(イーサリアムなど)』→(利確)『税金』→『日本円』という形になります。
そう、今の段階では基軸通貨のまま持っていても、実生活には決して使えないのです。
この出口の段階で、どれくらいの日本円が残っているのか、という出口もそうですが、
その日本円をどうしたいのかが、とても大事なのではないかなと思います。
「物販ビジネスで、仕入れ資金の足しにしたい」「右腕を雇うための足しにしたい」という事業への投資ならまだ良いほうです。
でも「リタイアしたい」「影響力を持ちたい」「世界を旅したい」「高級な車を持ちたい」「高級ホテルに泊まりたい」という風に、仕事から逃げたい、煩わしい業務から逃げたい、感情的な刺激を得たいのなら、それをやらなくても良いんじゃね?と考えるわけです。
危険4:お金が儲かりたい人しか集まらないから、仮想通貨そのものが発達しづらい事実を知らない
仮想通貨に飛びつく人って『手っ取り早くお金を稼ぎたい』という人が多い傾向があります。
『自分のスキルでは、大きく稼げない』
『スキルを向上するまで何年かかるの?めんどい』
『面倒なことは、避けてお金稼げねーかな・・・』
という深層心理が働いている傾向があります。
きわめつけは、
『お金は稼がせて欲しいけど、税金が嫌だ!!』
という、なんとも『自分の都合ばかり考えているような気持ち』や『信じられるのは自分だけ』という心理が動かされているんじゃないですかね(笑)
『楽をしてお金が儲かりたい』『信用できるのは自分だけ』という人が多い傾向にある仕組みになっているからこそ、仮想通貨そのものが発展しないことは目に見えて分かっています。
ただ、ソーシャルメディアのアイドルや芸能人的な人が絡んだから『なんかイケそう』という気持ちだけで突っ走っている人が多いのでは??
そんな短絡的な人だけで成り立っている市場ですから、なかなか『この通貨を皆んなでよくしていこう』『社会のために良くしていこう』という気持ちにならないのです。
しかも先進国ほど、通貨が発達しているわけなので、日本国内では確実に不要だから、なおのこと仮想通貨の発展に力が入らないのです。
社会的な恩恵を考えられない「IQの低いマネー」だけが集まる社会が作られている時点で、その通貨の発展は望めないのでは、というのが私たちの総意です。
危険5:歴史を振り返っても中央集権型でないものは、破綻している事実を知らない
ブロックチェーン技術を使った仮想通貨の特徴は『分散型システム』であるところが、大きな目玉です。
『政府や権威に頼らなくても良いんだ!』というワクワク感でここまで来ちゃってるわけですね。
でもですね、世の中、歴史は繰り返すものだと思うんですよね。
というのも、今までの歴史を振り返ると『誰かがリーダー』『誰かがそれに従う』という構図が無い組織というのは、軒並み破綻してきています。
それが、経済的な部分としては、中世ヨーロッパの『チューリップバブル』や、1970年代〜80年代前半の『不動産バブル』で例えられる話ですね。
『お金を稼ぎたい』という人ばかりが集まり『俺らには組織なんていらない!』という叫んでいるだけで、結局まとまりがなくなってしまい破綻する傾向があるのです。
『このコインは世の中を変える!!』
『インターネットと同じで、もはや政府は止められない』というメッセージで引き寄せますが(笑)
これは仕掛ける側の目線で考えると『組織からハブにされた人』『コミュ障の人』に刺さりやすい言葉でもあります。
仕掛ける側は、単なる『お金を稼ぎたい人の集まり』を作っているわけです。
だって、冷静に考えると、その仮想通貨やICOで一緒の目標に向かっているメンバーのうちの1人が、重い病気になったとしてもあなたは看病しにいかないですよね?
そういうことです。
結局繋がりが薄いのです。
リーダーシップを発揮される仕組みを作れていないサービス、プラットフォームは、パワーを失います。
技術的な革命を起こしたインターネットでさえ、GoogleやYahoo!という巨頭がいるからしっかり成り立っていると思いませんか??
どんな技術でも『巨頭』がいないと、全世界的に発展しづらいのではないかな、というのが、私たちが考えている有力な仮説です。
危険6:インターネットくらい爆発的なサービスになるのは仮想通貨そのものでなく『ブロックチェーン技術』である件
「いやいや、石山さん。これからブロックチェーン技術はインターネットのように社会的に使えるようになりますよ!」
と反論したくなる「仮想通貨オタクさん」もいらっしゃると思います。
確かに、インターネットほどの社会的なメリットがあるのは仮想通貨ではなく『ブロックチェーン技術』です。
しかし、それを管理する人は、どこかの組織や権威がなければなりません。
その証拠に、ビットコインの分離騒動が後を絶ちませんでした。
結局、その技術を扱う人間は、胴元になりたいし、利権を争っているわけなのです。トップに立ちたい人間がいるわけですから、分散型の決済が成り立つブロックチェーンも、結局、権力者による管理が必要になるわけなのです。
テクノロジーが進化しても、人間の心理はいつだって変わらない、と言うことなんですよね。
では、どうしたら良いのか。
解決策1:仕掛ける側になれない限り、もう遅い事実に気づくべし。
私たちが出した結論としては、何が言いたいかというと、この世論ですら巻き込んでいる仮想通貨、ICOによって恩恵を得ているのは『胴元』にほど近い側近の皆さんや主催者側となるわけなのです。
『親友が、有力コインの開発をしている』くらいの近さでなければ、美味しい思いができないのです。
おそらく、この『ギャンブル性の高い仮想通貨』については、政府がどんどん取り締まり、FXのような形に落ち着くのでは無いでしょうか。
そして『社会的便益の高いブロックチェーン技術』は政府や権威がどんどんマネーを注ぎ込むようになり、世界を初めて変える方向性へと移っていくのではないかな、と思うわけです。
私たちの身近な話に置き換えると、ギャンブル性の高いICOや仮想通貨については『仕掛ける側に近くなれない』ならば、『もっと凄い投資先』に投じていった方が、コスパは高い!ということになります。
解決策2:最大リターンの投資先に最優先に資源を投じるべき
なぜかというと『投資』の本来の意味は
まだ誰も気付いていない価値に、先んじて労力や資金を投じること
だからです。
つまり、すでに様々な人に『価値の高いこと』に気づかれている時点で、投資ではなくギャンブルなのです。
では、私たちはどこに投資をすれば良いのか。
私たちなりの答えは、
『いつになっても無条件で助けてくれる、信頼関係のある人間関係』と、
『自社の商品やサービスを、自由自在に販売出来る技術』
この2つに投資をして『子孫に残るブランド』を作ることが最大の投資先になると考えています。
ということになります。
地味すぎてタメ息が出る人も多いかもしれませんが、これが事実だと思っています(笑)
なぜ、この概念が大事なのかは、また別の記事に譲るとして、今あなたが投資しようとしているその案件を、今回の記事の流れを踏まえた上で投資をしてみてくださいね。
解決策3:資産の5%程度に止める
とはいえ、このような話を聞いても『もはや耳を貸せないレベル』までどっぷりハードウォレットに通貨がジャラジャラ入ってしまっている人もいるかもしれません。
そういう場合は、資産の5%程度の投資に止めることが最優先事項です。
それ以外は、もう利確や損切りをして、日本円に戻しておいた方が良いですよ。
この手の投資に走る人は、貯金が無くなるとパニックになる傾向がありますし、お金がなければ幸せになれないと思い込む傾向がありますから、なおさらおすすめします。
ですので、目先の生活としての95%の資金や資産を残しておくことが最も重要だと言えます。
解決策4:そもそも支出を減らす知恵を働かせてみては?
私たちは、頑張ればいくらでも支出を減らすことができます。
「住居費用」「食事費用」「お酒・タバコ・嗜好品費用」などなど。
自分のプライドを守るため、固定費を落とせない人や、親の介護や子供の学費など、色々と言い訳をして固定費を下げられない人も多いです。
しかし、それは『本当の意味で』相手を幸せにしているんでしょうかね??
『本当の意味で』必要なステータスなのでしょうか?
ぜひ、この機会にお金と向き合ってください。
そして、幸福度を落とさず、ステータスを落とさず、ゆとりのあるビジネス、生活を営む知恵を持ち合わせて欲しいな、と思う次第です。
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(※あくまで私自身の意見なので、それでも俺は仮想通貨に賭ける!という方を止めることはありませんので、ご安心ください)