クライアントの声

資金枯渇状態のピンチから月利200万到達Yさんの7つの行動

2023年1月MVP Yさん
安藤文江

Yさんの最近のビジネスレポートはこちら

月収530万 粗利率38%
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欧米輸入転売から、中国輸入へ。2商品を発売するも失敗で絶望の淵に立たされた。

石山
石山

本日は、MVPということで、OBCの会員のYさんにお話を伺います。Yさん、よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
この度は、MVPに選んで頂いて、ありがとうございます。

OBCに在籍して2年5か月になります。そのうちの7か月間は、資金ショートで、撤退の危機があり、休会しています。OBCに入って、意識してきたことを、主に初心者の方に向けてまとめてみました。

2018年頃から、細々と欧米輸入転売をしていまして、2020年7月に欧米輸入の友人から誘われ中国輸入にチャレンジすることになり、同時期にOBCに入会しました。

入会時は、中国輸入のことは何もわからない状態で、利益計算も分からず、代行会社を探すところからスタートしました。7月入会後すぐに、リサーチを提出し、8月にOKをもらえて、9月に1商品目を販売しました。とりあえず流れが全く分からず、テスト販売を兼ねて販売です。転売しかやってこなかったので、ほぼ改良もせず「転売商品でいいだろう」、といった感じで販売して、失敗。2020年の11月に、1商品目と並行して準備をしていた2商品目を同様に転売商品で発売し、失敗しています。この2つの商品はそのまま、不良在庫になり、また2021年の1月に、急遽会社をクビになりました。

もう少し中国輸入を頑張りたかったので、個人として2月にOBCの2年コースに入り直して、一から商品開発を始めました。2021年9月が転換点で、今まで自己資金でやってきて、「この商品は絶対当てなければ」という時に、不良品を連発しました。この瞬間が、かなり絶望的でした。

OBC生
OBC生

個人でのどん底スタート。自ら検品、実績を積み上げ、融資にこぎつける。

石山
石山

その商品に関しては、工場側は補填してくれなかったですか?

工場側の意見としては、これは使えるから、(不良ではない)ということで、補填はしてくれませんでした。代行会社にも、不良検品をお願いしたのですが、中国側の「大丈夫」のラインと、こちらの「大丈夫」のラインが違っていました。絶対当てなければいけないタイミングで、箱全部不良品になり、休会のご相談をさせて頂きました。この時が最悪の時期でした。

ただ、最終的に、不良率は3割後半、約4割ぐらいで、残りの6割ぐらいを細々と販売しながら、なんとか生きていきました。2月に決済をして、決算書ができて、3月に融資の相談に行ったら、前は結構門前払いでしたが、「実績が少なからずあるから」ということで融資を受けられることになり、2022年4月にOBCに復帰させて頂きました。

OBC生
OBC生
石山
石山

絶望からの復活の部分は気になるところです。

OBC生
OBC生

そうですね。口座残高がどんどん減っていく、販売前が一番きつくて、販売してからは、「売ることができる」マインドになれて、希望の光が見えてきたところでした。7月に子供も生まれてて、「これから稼がなければ」という時に、不良品が連発して、絶望的な気持ちになりました。

どん底スタートのYさんが意識した7つの行動

テクニックではなく、品質の良い製品を提供するために行動することで状況に変化が。

(活動期間が)長いので、その中で、意識したことや、行動をシェアさせて頂きます。

一点目が「商品の品質や差別化に軸を置いた」ということです。初期の頃、所謂、SEOの上げ方や、広告のかけ方、レビューの入れ方、LPの見せ方、同梱物はなににするか、といった「テクニック」と言われる部分にばかりに注力してしまって、肝心の商品の品質や、差別化をおざなりにしていました。品質や差別化に注力していないので、レビューもよくならないし、広告しないと売れなくなりました。初回ロットのレビューが入るまでは、安く売っていたこともあって、少しは売れますが、2回発注分からは段々売れなくなり、広告をかけても売れませんでした。売るたびに、徐々に売れなくなって、SEOも上がりきらない。結果的に不良在庫になって、今までかけた広告の費用や、LP費用、時間とお金が全部無駄になりました。

商品自体がまずダメだと、赤字価格にしても、悪いレビューは入るし、売れなくなることを知り、このタイミングで行動することに、恐怖を覚えました。

 

対策としては、「品質の良い商品を提供する」という意識を持ち、行動しました

  • レビューを読む
  • 競合商品で良いと思った商品を買って、実際に使いこんでみる&レビュー読む

この往復をしました。手に取って、使って、またレビューを呼んで、「ここがダメなんだ」という課題点を捉えていきました。

加えて、

  • 実店舗にあれば、実店舗においてある商品も手に取り、使いこんでみました

買う商品は、結構検索上に出てくる商品や、ランキング上位の商品を買っていきます。ニッチな商品ということもあって、多分日本で一番調べたといえるほど、色々買いました。

これはものによりますが、自分の場合は、初回納品分を全数検品して、検品基準を自分で作りました。その中で不良があれば、全部弾いたので、その結果、レビューも荒れにくくなって、自信を持って販売できるようになりました。

OBC生
OBC生

リサーチ時の意識するべき9つのポイント

リサーチ時に意識しているポイントは以下のポイントです。

  1. 極端な季節商品はなるべく避ける
  2. 上位セラーが強い市場は避ける
  3. モデルチェンジが早い商品は避ける
  4. 人によってレビューがばらけそうな商品は避ける
  5. 改良がしにくい商品は避ける
  6. 1~5位あたりまでのランキングが密集している市場
  7. 市場価格より高価格でも売れてる商品がある市場
  8. 検品、検証がしやすい商品
  9. ベストセラーというよりは市場の中の類似商品で1番を目指す

このポイントを考慮にいれて、その市場に入るように意識してます。

OBC生
OBC生
石山
石山

7番の「市場価格よりも高価格で売れている商品がある市場」について、詳しく教えてください。

OBC生
OBC生

一番多いパターンが、ブランド力で買われていたり、信用力で高くても売れてるということです。

石山
石山

ブランド認知がある商品が高く売れていたら、例えばもっといいものを作れば、高く売れる確率が上がるということですね。

OBC生
OBC生

そうです。

いわゆる高価格、例えば、市場価格が2000円ぐらいのところ、3000円ぐらいで売っている商品があったとして、それで2000円の中国製の商品より良くて、その3000円のテイストを少し入れて2500円で売ることを意識しています。

宝の山、OBCの過去動画を見る工夫

「OBCの過去動画を見漁った」ですが、入会当初は、用語がわからなくて、専門用語の理解とトラブルが起こったときの予備知識として、時間があるときに聞いてました。倍速での視聴がお勧めです。初回に、リサーチ作業や、単純作業が多いので、その時にBGM感覚で聞いて、スプレッドシートでメモにまとめておいて、販売後などわからなくなったときに、ワード検索して視聴しています。講師の方の回答や、過去の先輩方の事例を参考にさせて頂くことが多くありました。過去遡ると、同じような事例が多く、実際に販売後に、とても役に立ったので、かなりお勧めです。2019年ぐらいまで遡って聞きました。

OBC生
OBC生

日々の『やることリスト』は具体的に細分化

「日々の「やることリスト」をなるべく細分化した」という点ですが、自分が忘れっぽいのと、何から手を付けていいか、わからなくなってしまうことがあるので、毎日やることリストを作って、作業完了をするごとに消していく、作業をしていました。思いついたら、とりあえずメモをして、細分化していき、実行します。例えば、「LP画像を作る」という課題があったら、「指示書を作る」、「2枚目のキャッチコピー作る」、「撮影カットを決める」、「写真撮影する」、「カメラマン用意する」、「撮影業者に問い合わせる」、といった課題を細かくすることで、すぐ取り掛かれるようになりました。

OBC生
OBC生

競合製品の画像はエクセルで表管理

「他社商品の商品画像をエクセルで表にしてストックし続けた」ですが、入会時は、良い商品画像かどうかもわからないため、リサーチ時などに、気になる商品があったら、とりあえずストックしておきました。主に1から7枚目の画像をストックしておいて、実際に商品画像作るときに、参考にすることが多く、溜めておくのはお勧めです。

OBC生
OBC生

日々の実験思考で、売上を改善することも

「すぐ出来そうなことはやってみる」、そこまで難しくないことは試してみる、ということを意識しました。

以前のMVPの方が「実験思考がお勧めだよ」と言われていて、取り入れてみました。例えば、「LPのデザイナーを複数人選定」してみたり、「納期やクオリティを見る」、「メイン画像を定期的に変えてみる」、「(画像の)大きさや角度を変える」、「プロダクト画像をCG画像に変える」など実行したところ、売り上げが改善されました。チェックする時は必ずパソコンで見つつ、スマホでも見え方を確認するのは重要です。「広告を切って、自然検索にどう影響がでるのか」を試してみたところ、ジリジリ自然検索での、SEO検索が落ちてきたため、失敗しましたが、こういうのもやってみたりしました。

OBC生
OBC生

OBCの人間関係が心理的、実利的に原動力に

これが最後になるんですけど、「横のつながりの大切さ」です。

OBC物販は成果が出しやすいビジネスだと思っていたのですが、廃業、撤退しかけてる自分が情けなくて、誰にも相談できない時、運営のイグサさんに相談して、心が軽くなって、前を向くことができました。行き詰った時や、悩んだ時にはイグサさんクリニックの受診をお勧めします。

「朝活メンバーの存在」ですが、自分では絶対に知りえない情報や、様々な事例を共有して頂くことが多く、常に勉強させて頂きました。経験談が何倍にもなるし、1人で迷った時には限界があります。横のつながりは心強いので、必須です。

「石山さんはじめ、担当講師の方や、OBC生の方のつながり」についてですが、休会してる時に、声をかけてもらったり、ピンチの時にも相談にのって頂いたり、情けない思いが強かった時にメンタル的に救われました。

また知識面でも、ご好意で、物流周りのことや、イラストレーションやフォトショップなどの独自コンサルを開いてくださる方がいらっしゃって、実務で活かせるようになりました。OBCの石山さん、講師の方は暖かい人が多いので、積極的に横のつながりを持つことをお勧めします。

OBC生
OBC生

『今やっていることはどこかで繋がる』意識して積み上げた行動が、後に活かされる

石山
石山

今は順調に報告をもらっていますが、同じような状況の人って、いると思います。特にこのモデルは、最初にお金が減っていく恐怖があり、一番辛いことを味わって、復活したと思うんですけど、似たような状況である方に、最後に助言をいただけますでしょうか。

主に入りたての方に向けてですが、万が一行き詰った場合は、「今やっていることはどこかで繋がる」と思って頂ければ。

自分の場合、過去にやったリサーチのおかげで、強いセラーがわかってきました。リサーチ中は、売上にならないし、何の意味があるんだと思うかもしれませんが、結局、ページをたくさん見ていると、大体「このセラー強いな」、「ちょっといけそうだな」ということが、少しづつ分かってきて、それは時間をかけたおかげだと思います。

それから(OBCの)動画をたくさん視聴したおかげで、過去の事例や、実績者の方のお話を(実務に)取り入れることができました。「これだけ色々見て、実績も出ないし、何のためにやってるんだろう」と思っていましたが、積み上げてきた知識は、今活かされていると思うことがあるので、どこかで繋がっています。他社のLPをストックしたおかげで、商品LP(作成)時に助かったことがありました。当時は「意味あるのかな」、「販売してなんぼだよな」と思うこともありましたが、意外に活かされる時があるので、今やってることは、何かで繋がるっていうのは思います。

OBC生
OBC生
石山
石山

「やってることに無駄なことはない」ということですね。

OBC生
OBC生

そうです。粘り強くリサーチしていたことは、後に繋がってくる。仮に、物販事業以外に走ったとしても、リサーチの仕方は、活きるので良いと思います。

石山
石山

上手くいっているところを、真似て上回るということを、僕らは基本的にやっているので、どこのビジネスにも通ずるものがあります。その中で、さまざななトラブルがあると思いますが、トラブルを解決することが、自分の引き出しになり、必ずこのビジネスにも役立つし、他のビジネスでも、ビジネス以外のことでも役立つので、「この半年やって、全然失敗ばかりで、無駄な時間を過ごした」と思わずに、点と点が線になることがある、ということを思いながらやってほしいと思いますね。

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