（コラム）【Amazon売上拡大Tips】小手先のテクニックに頼り過ぎて70％売上が落ちた話とその解決策

こんばんは。ECIの柳生です。

先日に引き続き、現場のコンサル事例をもとに

皆さんのお役に立つようなお話が出来ればと思います。

先日、私が更新しているTwitterでもちらっと

お話させていただいたのですが、

小手先のテクニックに頼り過ぎたことが裏目に出た事例をご紹介させていただきます。

Twitterでも（最近は）細目にコンサル現場の

臨場感ある情報を更新しているので

よかったらフォローしてみてくださいね。

さて、本題ですが、

よく使われている小技を使ったことにより

売上が70％程落ちたというお話です。

つい最近私のもとに

「8-9月は1日30個程売れていたが、最近5-10個に減ってしまった。

原因解明と、売上を元に戻す為の相談をさせてほしい。」

というご相談をいただきました。

下記10/23・31に開催予定のセミナーで詳しくお伝えしますが、

こういう時にチェックするのは「セッション」「ユニットセッション率」です。

確認してみたところ、今回のケースは

8-9月に比べ10月のセッション数が

70％程落ちていました。

ユニットセッション率はそこまで大きく変わっていなかったので、

セッション数の低下がそのままダイレクトに

売上の低下に繋がっている訳です。

そしてセッションが下がった理由は何か？をヒアリングしていきます。

レビューレートが下がったのか、タイトルを変えたのか、

あるいは広告の入札単価を動かしたのか、等。

結論として一番大きな原因は

「ブラウズノード（カテゴリー）をずらしたことによる

BIGキーワードとの関連性低下」でした。

BIGキーワードは先日のメルマガでもお伝えしましたが、

検索量が大きく、売上の大部分を生み出すキーワードのことです。

ブラウズノードをずらしてベストセラー帯を取り

セッション数やユニットセッション率を向上させる、

というテクニックもあります。

ベストセラー帯は確かに購入者の信頼性獲得に繋がり

売上にも直結します。

そしてAmazonで売り抜いていくためには、

こういったテクニックを使う貪欲さも必要です。

しかしながらこの手法については、

セッション数の大幅減の原因となりました。

理由としてはブラウズノード毎に

インデックスされるキーワードが決まっており

セッションの源となっていたBIGキーワードが

インデックスから外れてしまっていたからだと考えられます。

実際にBIGキーワードで検索しても、

広告ではヒットするけどオーガニック検索ではヒットしない

という現象が起きていました。

一時的にはベストセラー帯を取れたけど

そもそもの流入が少なくなるので、すぐに帯は外れてしまい

帯は付いてないし、検索からの流入も減ってしまっている

という、好ましくない状況になっていました。

売上を戻すために、

まずはブラウズノードを戻すこと、そして

BIGキーワードのSEOも恐らく下がってしまっているので

広告の調整についてアドバイスをさせていただきました。

まだ完全には回復しきっていないようですが、

ブラウズノードを戻した翌々日位に

販売個数も倍程度には戻ったようです。

売上は「販売単価」「セッション数」「ユニットセッション率」の

掛け算で成り立ちますし、

「セッション数」とキーワードは切っても切れない関係です。

このお話を聞いて、

「自分もキーワードを見直せば売上が上がるかもしれない」

と思った方もいるかもしれません。

確かにその通りです。

今一度、心当たりがあった方は見直していただければと思います。

ただそれだけでは足りないです。

「今の売上以上に、市場に伸びしろがある」という前提ですが、

キーワード以外にも改善することで

売上拡大に繋がる部分は見つかると思います。

どういった部分をチェックしていくべきか、ですが

下記のセミナーで解説しています。

通常9,800円ですが、

下記のLINEあるいはTwitterでご連絡いただければ

無料で参加できるURLをお送りいたします。

●Twitter：

●LINE：

物販で長期的に売上を立てていくのであれば

「何故か分からないけど売上が上がった」という状況ではなく、

「狙って売上を立てることができた」

「苦戦したけどデータを元に論理的に戦略を立て、競合に打ち勝った」

というような、販売者としてのレベルを上げていく方が

何倍も大事だということは、何となくお分かりになると思います。

セミナーは基本的な部分も含まれますが、

そういった土台になる重要な考え方を1時間で学べるセミナーです。

是非ご参加をご検討いただければと思います。

それでは、

最後までお読みいただきありがとうございました。