【今さら聞けない】オリジナルメルアドの使い方を詳しくまとめてみた
こんにちは、中国輸入ビジネス(OEM)
Amazon販売最大化コンサルタントの、石山です。
以前、オリジナルのメールアドレスを作る方法について
記事にまとめました。
ただ、「実際にどうやってそのアドレスを使っていくか」については詳しくお伝えしていませんでしたので、今回は「【今さら聞けない】オリジナルメルアドの使い方を詳しくまとめてみた」と題し、オリジナルのメールアドレスを実際に使う方法についてまとめていきます。
使い方は大きく2つ
この記事は、サーバーと独自ドメインを取得して、既にオリジナルのメールアドレスを取得しているという前提でお話しさせていただきます。
もしその辺りがまだ完了していなければ、冒頭の記事を参考にして取得してみてください。
メールの使い方は大きく分けると、
・WEBメールを使う
・メーラー(メールソフト)を使う
という2つの方法があります。
それぞれ詳しく解説していきますね。
WEBメールを使う
WEBメールとは?
WEBメールは、インターネット上でメールがチェックできるサービスです。
代表的なサービスとしてはGmailやHotmail、Yahooメールなどが挙げられますね。
WEBメールのメリット
・インターネットに接続できる環境であれば自宅以外のパソコンやスマホなど、どんな端末でもメールを見たり送ったりできる。
・設定不要(メールアドレスを取得した会社のWEBメールを使う場合)。
・それぞれの端末ではなくサーバー上にメールを保存するので、どの端末からでも同じメールを見られる。
WEBメールのデメリット
・インターネットに接続できない状況ではメールを見られない。
・アクセスのために、毎回ユーザーIDやパスワードの入力を求められる。
・端末にメールを保存しないので、一定の保存期間を過ぎたり容量がいっぱいになると、勝手にメールを削除されることがある。
WEBメールの使い方(エックスサーバーの場合)
では実際にWEBメールをどうやって使うかについてまとめていきます。
まずはエックスサーバーのサイトにアクセスし、「ログイン」にカーソルを合わせるとメニューが表示されますので、「WEBメール」をクリックします。
次の画面であなたが作成したオリジナルのメールアドレスと、その時に自分で設定したパスワードを入力し、「ログイン」をクリック。
するとこのような画面に進みますので、「WEBメール」をクリックすれば、
メールの画面に進みます。
受信箱で受信したメールは見られますし、「新規作成」でメールを作成して送信することも可能です。
メーラー(メールソフト)を使う
メーラーとは?
メーラーは、メールを使うためのソフトやアプリのことです。
MacやAndroidであればデフォルトのメールアプリ、ウィンドウズではOutlookなどが有名ですね。
メーラーのメリット
・一度設定すれば毎回パスワードの入力などを求められないだけでなく、デフォルトでプッシュ通知(メールが届いたら音やバイブで知らせる機能)が設定されていたり、自動受信なども可能。
・既に受信したメールであれば、インターネットに接続していなくても見られる。
・端末にメールが保存されるため、自分で削除しない限り、勝手にメールが消されることは無い。
メーラーのデメリット
・そのメールアドレスを使えるのは設定を行った端末のみなので、外出先のPCはもちろん、設定していなければスマホやノートPCでも使うことは出来ない。
・設定が少し面倒。
・自動でメールは削除されないが、保存できる容量は端末に依存するため、メールの整理が必要な場合がある。
複数のアドレスを管理するならメーラー
それぞれにメリットとデメリットを載せてはいますが、個人的にはメーラーをオススメします。
メーラーはオリジナルのメールアドレスでもフリーのメールアドレスでも登録できますし、登録の数に制限がありません。
なので複数のメールアドレスを持っていたとしても、メールを一元管理できるんですよね。
ビジネスを続けていくと複数のメールアドレスを持つ可能性は高いですし、ビジネス用・プライベート用でメールが散らかりがちですが、メーラーを使えばまとめて受信ができるだけでなく、フォルダ分けも細かくできます。
オススメのメーラーはMozilla Thunderbird
メーラーはスマホやパソコンにデフォルトに入っているものでも良いですし、検索すれば無料のものはたくさん出てきます。
その中で私がオススメするなら、Mozilla Thunderbirdですね。
この記事ではMozilla Thunderbirdを例にして、設定方法をお伝えしていきます。
Mozilla Thunderbirdのインストール方法
まずはMozilla Thunderbirdのサイトにアクセスし、「無料ダウンロード」をクリックするとインストール用のexeファイルがダウンロードされますので、そのファイルを実行します。
セットアップを進めていく中でいくつか選択肢はありますが、基本は「次へ」で進んでOKです。
インストール方法は「標準インストール」でOKですし、メーラーを複数使うことも無いと思うので、「Thunderbirdを規定のメールプログラムとして使用する」にチェックを入れたまま「次へ」をクリック。
インストールする場所もデフォルトのまま「インストール」をクリック。
これでインストールは完了です。
Mozilla Thunderbirdでのメールの設定方法
次にメールの設定ですが、インストールが完了するとこんな画面になるので、チェックを入れたままで「完了」をクリックすればThunderbirdが立ち上がり、設定の画面に進みます。
※もしチェックを外して完了した場合には、おそらくデスクトップにショートカットがありますので、手動で起動してください。
下記の画面が出てきたら「規定として設定」をクリックします。
通常であればこの後メールの設定画面に進みますが、万一出てこない場合には管理画面の右上の赤丸部分をクリックし、
「新規作成」→「新しいメールアカウントを取得」の順にクリック。
そして「メールアカウントを設定する」をクリックすればメールの設定画面に進めます。
出てこない場合もそうですが、2つ目以降のメールアドレスを追加したい場合には今お伝えした手順で設定画面に進みましょう。
メールの設定画面はこんな感じです。
「あなたのお名前」は、自由につけてもらって構いません。
複数のメールアドレスがあっても区別がつきやすいものが理想的ですが、後で変更もできますのでそこまで悩む必要は無いです。
思い浮かばない場合はメールアドレスをそのまま使ってもいいと思います。
「メールアドレス」と「パスワード」は、あなたがオリジナルのメールアドレスを作る時に決めたものを入力してください。
そして「続ける」をクリックすると、ほとんどの場合下記の画像のように自動で設定を検出してくれますので「完了」をクリックすれば設定は完了です。
私が調べた限り、オリジナルのメールアドレスならエックスサーバー、フリーのメールアドレスならYahooメールとGmailは自動で検出してくれます。
ちなみにメールを設定した後の管理画面はこのような感じです。
エックスサーバーのメール設定を確認する方法
基本的には自動的に設定を検出してくれますが、検出してくれない場合や、メーラーによっては自分で全て入力する可能性もありますので、エックスサーバーのメール設定についてお伝えします。
エックスサーバーの詳しいメール設定は下記の通りです。
POP/IMAP
サーバー名
(ホスト名)設定完了メールに記載されている「メールサーバー」を入力してください。
※サーバーパネル内「サーバー情報」に記載の“ホスト名”と同一です。
例)sv***.xserver.jpSMTPサーバー名
(ホスト名)設定完了メールに記載されている「メールサーバー」を入力してください。
※サーバーパネル内「サーバー情報」に記載の“ホスト名”と同一です。
例)sv***.xserver.jpユーザー名
(アカウント名)メールアカウントの追加にて設定したメールアドレス(ドメイン名を含む)を入力してください。
例)user@example.com
例)info@example.comパスワード メールアカウントの追加にて指定したパスワードを入力してください。 ポート
番号POP 995 (SSLを利用しない場合は 110) IMAP 993 (SSLを利用しない場合は 143) SMTP 465 (SSLを利用しない場合は 587) ※エックスサーバーのサイトより引用
この中で分かりにくいのは「ホスト名」だと思いますが、「***」の部分だけユーザーごとに3~4桁の数字が割り振られています。
これはPOP/IMAPでもSMTPでも同じ「ホスト名」を使うことになります。
エックスサーバーで契約した時に届くメールにホスト名の記載はありますが、それ以外の確認方法としてはサーバーパネルにログインして「メールアカウント設定」をクリックし、
「選択する」をクリック。
そして「メールソフト設定」をクリックすれば、
メールの送受信設定に必要なサーバー情報をチェックできます。
まとめ(30秒で読みたい方はこちら)
・オリジナルのメールアドレスを使う場合、
「WEBメールを使う」
「メーラー(メールソフト)を使う」
という2つの方法がある
・WEBメールはネット環境があれば使える
・メーラーは複数のアドレスを一元管理できる
・オススメのメーラーはMozilla Thunderbird
・オリジナル以外のメールアドレスも登録可能
・ほとんどの場合、設定を自動検出してくれる
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