(コラム)転売からOEMへ移行しても年商1億/粗利30%を超えられない人
ECIの正木です。
前回の石山からのメールにもあったように、
私たちのコンサルティングサービスでは
多種多様なクライアントをサポートさせてもらってますが、
「転売からOEM(オリジナル商品×Amazon、楽天)」に移行するサポートを
依頼されるケースもそこそこ多いです。
<主な動機>
(ex.転売で成功したけど先がないから次のステップに行きたい)
(ex.他のコンサル受けて結果がイマイチだから助けて)
今回はそんな転売をプレイしている方々を見て
OEMにしっかり移行するために
何をすべきか、という部分について少し話します。
語り出すと沢山ありますが、
誌面の都合で今回はこの3つを取り上げます。
↓
(1)儲かってない事業、思考を捨てきれない
(2)賞味期限短めの裏技探しを優先しがち
(3)社員や業務委託にOEM事業を丸ごと任せがち
<参考動画&記事>
↓
(1)儲かってない事業、ノウハウを捨てきれない
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上の記事のHさんも後悔をしてましたね。
一番はこれなんじゃないかなと思います。
目先の生活費を考えるがあまり、
OEMのビジネスに切り替えられなかったとのこと。
これは本当にあるあるネタです。
私どもの見解としては、
せっかくOEMビジネスを始めるわけだから
今ご自身で行われている低利益体質のビジネスは
「その時点での融資を最大化させたら用済み」で
さっさと高利益/高売上の商材に置き換えていく方が
健全な経営基盤が作れると考えてます。
(2)賞味期限短めの裏技探しを優先しがち
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これもあるあるだな、と思ってます。
賞味期限短めの裏技探しばかりを優先しがち。
裏技についてはOBCでも水面下で語られるんですけど、
・市場選定
・商品の品質
・訴求力の高いカタログを作れるセンス
・顧客が購買に至るキーワードの深い理解
全てが身について、
目標に近い実績が作れるようになってからでないと
その裏技のリターンも大して大きくないですからね。
(3)社員や業務委託にOEM事業を丸ごと任せがち
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これも最近は頻発してますね。
結局、社長が楽をしすぎな事が問題なんですよね。
・転売は社長がやっててまだ手が離せない状態
・OEMまで手が回らないから即戦力で誰かにやってもらう
これを私たちのような創業期にやってしまうと、
1、お金を出すのは社長
(でも、現場を理解していない)
2、現場の社員がOEMビジネスの考え方を
社長に理解してもらえない
3、大胆な予算が降りない
という流れで
コミュニケーションが滞り、
他の生死をかけて取り組んでいるセラーに負けます。
それだけでなく、せっかく入れたメンバーに
愛想を尽かされてしまったり・・・。
以上、
今回は手短に3つをお伝えしました。
是非、あなたのご意見も聞けると嬉しいです。
追伸
下記Eマガにアップしている
「OBC生の声」は一部しか切り取ってませんが
その裏には、
今回挙げてきたような「儲からない病」
を克服しているんで、是非その息遣いも
味わいながら読むと別の発見があるかもしれません。
では、また精力的に記事や動画更新していきますので
引き続きよろしくお願いいたします。
正木