(コラム)リサーチスキルをワンランク上げる3つのチェックポイント
こんばんは。ECIの柳生です。
今日は市場リサーチの精度をさらに上げる
チェックポイント3点について、
お話していきたいと思います。
既に弊社メルマガをお読みになった方や、
すでに弊社コンサルを受講されてる方は、
復習になりますが、
Amazon市場のリサーチ方法としては
結論、下記の項目を総合的にチェックします。
・市場規模
・利益率
・市場参入の難易度(競合の販売力やブランド認知度 等)
・商品特有の難易度
これらを確認し、総合的に判断した上で
参入する市場を決めていきます。
弊社がコンサルをしている「OEM商品×Amazon販売」は
1名+数名の外注でも、数億円の事業規模を目指すことが出来
セオリー通りに進めれば、物販未経験のスタートからでも
再現性が高いビジネスモデルです。
ここ5年間、物販未経験の方も含めて
弊社が毎月成功者を輩出できているのが何よりの証拠です。
(下記、成功者へのインタビューを記事に纏めております。
苦労や工夫した点など臨場感ある情報が満載です。)
少し話が逸れましたが、
この「OEM商品×Amazon販売」におけるリサーチで、
先程お伝えしたポイントを確認することは、
マストだと考えています。
今日お伝えするのは、上記よりも
チェック項目を増やすことで
● さらに成功確率が上がり
● 積み上げ式の物販が出来る(資産価値を築くことが出来る)
というようなメリットがあります。
追加するチェック項目は
【1. 競合の数、競合の販売戦略】
【2. 分かりやすい差別化を作れる商品か?】
【3. その商品から派生させた商品の市場規模】
です。
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1. 競合の販売戦略
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皆さんがベンチマークとしているセラー(商品)は
どんな戦略を取ってますか?
例えばですが、
「薄利多売」「広告もぶん回す」「セール打ちまくり」
みたいなセラーと競る場合は
ある程度、体力勝負も覚悟しなければいけません。
さらに、このようなセラーが多数いる場合だと
シェアを奪うのに時間・資金がかかることは
皆さんも予想が付くと思います。
なので、リサーチ時に1度だけ競合をチェックするのではなく、
複数回確認して観察した方が良いです。
また、戦略とは多少逸れるかもしれませんが、
低価格帯で出しているセラーが複数存在する市場も
多少難易度が上がります。
低価格帯の商品より高い理由を
お客さんにカタログを通じて教育する必要性が高まるからです。
この辺りもチェックしていただければと思います。
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2. 分かりやすい差別化を作れる商品か?
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これも重要な要素の1つです。
分かりにくい差別化だと、低価格帯に流れるなど
どうしても“埋もれてしまう”可能性が上がるからです。
例えばワイヤレスイヤホンを例に挙げると
デザインや電池の持続時間、音質など様々な差別化の要素があり
ある程度、商品を尖らせることが可能です。
一方で、例えば「たこ足のコンセント」はどうでしょうか。
私が購入する際は、デザインと何個の差し込み口があるか位しか選定基準がなく、
差別化として、優位性を持たせづらいのではないかと思います。
さらにAmazonの「たこ足のコンセント」市場は
大手を含め競合数も多く、検索結果一覧に出ても埋もれてしまい
低価格商品や販売歴が長くレビューが沢山ついている商品に
流れていってしまいます。
ある程度分かりやすい違いを作ることができる商品の方が
後発商品ではシェアを獲得しやすいと思います。
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3. その商品に派生させた商品の市場規模
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ある程度の個数を販売すると
ブランドの認知度も広がると思います。
(勿論、コンセプト含め、認知度を左右する要素は沢山ありますが)
その認知度を活用して商品を横展開していけば、
0 → 1よりも有利に進められます。
自社の物販でもメリットがありますし、
他社から卸してもらった商品を販売する上でも
ブランド認知度は有益で、資産価値の1つとなります。
ただし、ブランドが購入基準にならない商品もあります。
例えば極端な話、先程の「たこ足充電器」については
覚えている方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
一方で、「ワイヤレスイヤホン」についてはどうでしょうか。
低価格帯でブランドは気にしない方もいると想定される一方、
「anker」さんや「JPRIDE」さんなど、
一定数、ブランドを見て購入を決める層もいるのではないかと思います。
後者のような商品の方が、ブランドとしての価値を築きやすいと思います。
また、ブランドの認知度を積み重ねて活用したい場合は、
派生する商品の市場規模を把握した上で商品選定を行うと、
事業規模拡大の際、スムーズに進められるかと思います。
例えばワイヤレスイヤホンであれば、
スピーカーや有線イヤホンなどですね。
まずはAmazon内で勝ち抜くことが最優先ですが、
商品数を重ねる中でこのような視点も持って
リサーチ出来るとスケールしやすいです。
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補足:商品に興味や熱意を持てるか
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主にメンタル面に通ずるポイントですが、
ここも大事だと思います。
(勿論、市場規模・市場参入の難易度の方が優先度は高いです。)
商品開発やその良さを伝えようとする原動力は
何気に大事だったりします。
トラブルがあっても心が折れにくく、
プラスに捉えて商品・サービス面を更に改良するなど、
物事の捉え方が変わってくるという側面もあります。
今月の弊社クライアントのMVPは
物販未経験からスタートし、
月商700万円・利益率32%を達成した20代女性ですが、
商品に熱意を持てたことも1つの成功要因だったようです。
こちらからどうぞ。
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【追伸】
これらはチェックしましたか?
<リサーチセミナー>
9/28(火)にリサーチのセミナーを実施します。
リサーチの考え方から、実際にチェックすべきポイントなど
実際にどう手を動かせば良いかまで解説しています。
副業レベルで稼いでいきたい人も活用できる情報ですが、
特に「本業として」本格的にOEMをやっていきたい人は
間違いなく押さえておくべき内容です。
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最後に、Twitterの投稿に注力していく予定です。
私のコンサル事例など、現場での情報を投稿していくので
是非フォローをお願いします。
それでは、
最後までお読みいただきありがとうございました。