【ヤフショ5分講座】アイテムマッチ広告の効果と設定方法
こんにちは、OEM商品販売コンサルタントの水野です。
この記事では、アイテムマッチ広告の説明、その効果、設定方法について示していきたいと思います。
このような広告はYahoo!ショッピングで勝ち抜くために重要ですが、それ以前にストア構築や商品ページがしっかりしていなければ意味がなくなってしまうので、この記事を読み進める前に、下記のページからそちらは確認しておきましょう。
(準備中)
アイテムマッチ広告とは?
そもそもアイテムマッチってなんぞや、という方もいると思うので、簡単に説明しておきます。こちらの画像を見てください。
【各カテゴリの商品リストページ(「通常表示」の場合)】
PC 版の場合、最上部に 5 枠、下部に 3 枠、入札金額の高い順に掲載されます。スマートフォン版の場合、最上部に 3 枠、最下部に 2 枠掲載されます。
【各カテゴリの商品リストページ(「画像を大きく」を選択した場合)】 PC 版の場合、最上部に 4 枠、最下部に 4 枠掲載されます。 スマートフォン版の場合、最上部に 4 枠、最下部に 4 枠掲載されます。
ページ送りにも対応しており、1 ページ目に 8 位まで表示される場合、入札金額が 9 位から 16 位は 2 ページ目に、17 位から 24 位は 3 ページ目に……
というように、順に掲載されます。
効果的なアイテムマッチの使い方とYahoo!の広告の本質
アイテムマッチはカテゴリリストページ以外にも、
- Yahoo!ショッピングトップページ
- 検索結果
- News CLIP
- 季節販促
- ミニ販促
などにも掲載される場合がありますので、幅広いプロモーションが可能です。
その場合、ページ内容に沿ったカテゴリ、ユーザーの興味に合ったカテゴリの商品が掲載されますが、掲載ロジックについては非公開とされています。
しかしちゃんとしたカテゴリ登録をしていないと反映されません。またキーワードと商品ページの関連性の高さと広告の入札価格によって順位が決まります。
今現在 Yahoo!ショッピングに出店している店舗も増えてきていますので、 昔に比べてそれぞれのワードの広告単価が上がっています。
なので、自分の広告に使える予算と参入可能なキーワードか見極めて設定していくといいです。
競合の少ないキーワードを探して、穴場を狙おう
競合の少ないワードも当然沢山あるので、研究しながらかけていく事をおすすめします。
推奨単価が 100 円だったとしてもその段階で諦めず、
20 円とかでもそのキーワードでかける事ができるのであれば、
絶対にかける事をお勧めします。(推奨単価は、あくまで推奨)
先ほども説明しましたが、Yahoo!ショッピングにおいてどういう結果で広告の順位を決めているかは完全に非公開です。
ヤフショ広告特有のフリークエンシーコントロール
しかし Yahoo!ショッピングではフリークエンシーコントロールという機能を使っています。
これは何かといいますと、基本的に特定のワードでお客さんが商品を検索した際、いつも同じ商品が広告の所に表示されてしまいますと当然お客さんは飽きてしまい、クリック率(CTR)や観覧数(PV)が下がってしまう可能性があります。
そういった事を防ぐために定期的に商品を入れ替えて掲載する仕組みになっています。
従っていくら入札単価を高く設定していても、 同じユーザーの広告の掲載回数は制限されていいますので、 ライバルより入札単価が低くても上位に表示される可能性は大いにあります。
入札単価が低くてもページを作りこんでいけば、そのキーワードに対して関連性が高くなり、またクリック率や売り上げが高ければ順位が上がる可能性が大いにあります。従って上げたいワードは最低 10 円から設定できますので必ず設定していきましょう。
またクリックされて始めて課金されるクリック課金型広告ですので、掲載されただけでは請求は発生いたしませんので安心してかける事が出来ますね。
このようなYahooショッピング内部の広告は、Yahoo!ショッピングに検索をするなどしてやってきたお客さんを狙った広告なので、プレミアム会員の可能性も高く、購入意欲が強いです。
是非、アイテムマッチの広告も他の広告と組み合わせて上手に使いましょう。
おすすめ順で上に上げるための記事はこちら
(準備中)
アイテムマッチ広告の設定方法
ストアクリエイタプロの『出品者様向け広告』の項目の、『ストアマッチ広告(クリック課金型)』をクリックします。
次にこちらのログインをクリックします。
メールアドレス(ビジネス ID に紐づいた Yahoo! JAPANID のメールアドレスを入力しま す。)
パスワード(上記メールアドレスのパスワードを入力します。)
ログインしますとこちらの画面になりますので、 『アイテムマッチ』のタグをクリックし、『商品選択』をクリックします。
商品を検索する時は以下の方法で検索できます。
- リストから選択リストページから商品を選択します。
- カテゴリ検索カテゴリ名のキーワード検索結果から商品を選択します。
- 商品検索商品コード、キーワード、販売価格から商品を選択します。
商品を選択する(リストから検索する例)
[大カテゴリ選択]からカテゴリを選択し、 [サブカテゴリ選択]からカテゴリを選択し、 [サブカテゴリ選択]からカテゴリを選択し[選択]をクリックします。
表示されているリストから、商品を選択すると、チェックボックスがオンになり、緑枠で表示されます。
『この商品に決定』をクリックしますと入札金額入力画面になり入札できます。
他の2つの検索方法は直接キーワードを入力して、商品を検索していく流れですので、非常に簡単ですし、この 2 つで検索をかけることをおすすめします。
- カテゴリ検索カテゴリ名のキーワード検索結果から商品を選択
- 商品検索商品コード、キーワード、販売価格から商品を選択
入札金額を設定する
こちらが入札画面になります。入札金額を入力し、『入力金額の確定』をクリックします。青枠に記載されている
・現在の最高入札金額
・入札価格5位以内に入札する金額
ですが、ここを参考に入札単価を決めていって下さい。
利益率と露出量を最大化させる入札金額を
入札金額を決定する際ですが、もし1位の入札金額が高くてこれを設定してしまうと、利益が全く取れなくなってしまう場合は、必ずしも1番を狙う必要はありません。
なぜなら Yahoo!ショッピングのアルゴリズム上入札単価が低くても表示されます。 その理由として、いつも1位のショップが上位にいるとお客さんが飽きてしまうからで す。
そのため時間は短くなってしまいますが、
5 位以下の入札額であろうと表示されますので、 1位取れなくても自分のかけることが可能な広告費はしっかりかけておきましょう。
また広告単価が合わない場合でも、もし可能であれば2個セット、3個セットなどを作成 し、売価を上げることによって高い広告費をかけるとこが可能になると思います。
そういった感じでセットを作って広告枠を網羅するという戦略もありですので、そういったことが可能な方は是非試してみてください。