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(コラム)何で売れていて何で売れていないのか見えてますか?

石山 芳和

こんばんは、石山です。



Amazonや楽天などのECモールで

ロングセラー商品をつくるために

必要な力の1つが「仮説の精度」です。



例えば商品力も高く

商品ページでの訴求内容も良く

レビューレートも4.8とすこぶる高く

デザインの魅せ方も秀逸なのに

全然売れていない商品があったとします。



この商品が売れてない仮説として

どんなことが考えられるでしょうか?



・有名メーカーの指名買い以外は売れない市場である

・値段がAmazonの売れ筋価格から乖離している

・Amazonでの勝ち方を知らない

・合わせ買いでしか売れない商品(キーワード検索して購入されるような商品ではない)

・広告を出せない商品ジャンルのため露出ができていない



もっとたくさんの仮説はあると思いますが

まあざっとこんなところでしょうか。



反対に商品力も普通で

商品ページでの訴求内容も弱く

レビューレートも4.0とぼちぼちで

デザインも決して良いとは言えないのに

圧倒的に売れている商品があったとします。



この商品が売れている仮説として

どんなことが考えられるでしょうか?



・ビッグキーワードでの検索順位がすべて高い

・ベストセラー帯が付いている

・とにかく安い

・外部からの流入がかなりある

・有名メーカーの指名買い



ここら辺が無難なところかなと思います。



仮説を立てることは大事ですが

実際に検証して対策を講じることはもっと大事。



ただAmazonにおいては

正規ルートで取れる数字は

かなり限定されています。



そのような状況の中で

どうやって精度の高い数字を把握するかですが



・トップセラーが集まる情報網

・Amazon内部のキーマンとのつながり



この2つが大きいです。



まあそんな感じで

一匹狼では勝ち抜けないのが

今現在のAmazonですので

絶賛壁にぶち当たり中の方は

一度覗いてみてください。

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