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(コラム)組織化の壁

石山 芳和

ある程度の成果が出たら

組織化(従業員の雇用)をして

事業規模のスケールを考える方が多いです。



ただここで



・思った通りに動いてくれない

・意識がめちゃくちゃ低い

・指示待ち人間しかいない

・人の管理がストレスになる



などの「大きな壁」に

ぶち当たることになります。



その結果として


「結局1人でやった方がいいじゃん」


という思考に辿りついてしまうことは

結構あるあるだったりします。



ただその思考になってしまうと

残念なことにスケールは厳しく

反対に既存商品のトラブル発生により

売上が激減なんてことも、、、



だからこそ基本的には

事業をスケールさせるために

組織化(従業員の雇用)することを

クライアントにはお勧めしています。



ただこれがなかなか簡単ではなく

先述した「大きな壁」にぶつかる人が

非常に多いのが現状です。



ちなみにこの「大きな壁」にぶつかる理由は

以下のパターンであることが多いです。



1、採用ミス

2、評価制度が曖昧

3、会社(社長)の力不足



それぞれについての

概要を説明しますね。



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1、採用ミス

事前に適正試験をするなどして

ある程度未然に防ぐことはできますが

採用ミスを0にするのは不可能です。


「自分は人を見る目がある」なんてことは

1ミリも思わないことが重要です。


なので一定の基準をクリアした方については

とりあえず勤務をしてもらい

そこで判断する流れの方がいいです。


で、相性が合わなかった場合は

短期で契約を終了させられる契約書をまくことが

双方に取って良いと思います。


ちなみに良い組織では

悪い人は居心地が悪くなって

勝手に辞めてくれますが


悪い組織には長く居座り

結果としてガンになります。

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2、評価制度が曖昧

この部分については

弊社も高額なコンサルを入れて

知見を増やしていますが

現時点で完璧とは言えないです。


なので日々改良しながら

ブラッシュアップを続けている感じで

どんどん良くなってはきています。


我々が行っているビジネスは

フルコミ営業ではないので

シンプルな数値目標だけでは

公平な評価をするのがほぼ不可能です。


売上・利益を上げるのに


・商品リサーチ

・商品企画

・商品開発

・クリエイティブ制作

・販売促進

・顧客対応

etc


など様々な部署が関わっているため

一筋縄にはいかないのです。


現時点での弊社の評価制度はありますが

とても文章で伝えきれるものではないので

クライアントの中で興味ある方は

勉強会の時にでも聞いてください。


明確な評価制度がない

もしくはあっても理解されていない場合は

従業員は100%の力を貸してくれないので

非常に重要だと覚えておいてください。

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3、会社(社長)の力不足

これを言ったらおしまいですが

この会社(社長)に付いていっても

明るい未来が見えないと思われるケースです。


雇用される側も有限な時間を使って

仕事をするわけですから

勝ち馬に乗りたいのは当然です。


特に優秀な人材こそこの意識が強いので

優秀な人材に社内で活躍し続けてもらうには

社長の成長は必要不可欠になります。


耳が痛い話ですが

自分が従業員の立場になれば

同じような考えになると思うので

逃げずに向き合いましょう。

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まあそんな感じで

組織化はなかなか簡単ではないですが

これが出来る人は



・社長がやるべき仕事に時間をさける

・売上、利益が右肩上がりに増えていく

・プライベートが充実する



という恩恵しかないので

チャレンジしない選択肢は

どの角度から見てもないのかなと思います。



反対にこれが出来ない人は



・いつまでも外注がやるような雑務をこなし

・1日でも休んだからビジネスの成長が止まり

・売上、利益は右方下がりに縮小していく



という未来が

大袈裟ではなく訪れる可能性が高いです。



OBCでも組織化のテーマは

年々増えてきておりまして

これは非常に良い傾向かと思います。



それなりの成功体験は積んだけれども

ここ数年伸び悩んでいる人という人は

「組織化ができない」がほとんどの理由かと思います。



今日の話を聞いて


「やば、、、俺のことだわ、、、」


と感じた人は

是非OBCを検討してみてください。

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