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(コラム)【Amazon売上拡大Tips】手元にキャッシュを残す広告運用

石山 芳和

こんばんは。

株式会社ECIの柳生です。

 

10月計2回の「売上拡大セミナー」が

無事終了しました。

ご参加いただいた方、ありがとうございました!

 

「Amazon×OEM」のビジネスで勝ち抜く為のセオリーや

売上を構成する要素「セッション」「ユニットセッション率」に対して

どの様にアプローチすればよいのか?等

幅広い内容についてお話させていただきました。

 

セミナーで使用する資料はスライド100枚近くで

正直なところ、準備は大変でしたが、

“1時間に濃い内容が凝縮されており、期待通りで嬉しかった。”

“効率良く売上を上げるための戦略から細かい戦術まで

網羅されていてとても勉強になりました!”

等のお声をいただき、今回も開催して良かったなと思いました。

 

どこかで追加開催するかもしれないので、

またその際はご検討いただければ幸いです。

 

告知は断トツで下記Twitterが早いと思います。

数人限定みたいなセミナーもあると思うので、

フォローしておいてくださいね。

 

今回のセミナーでは、セッションを集めて、

いかに月商・年商を最大化するか

という内容にの比重を大きくしました。

 

ここまでのフェーズも非常に大切ですが、

市場のアッパーである販売個数を達成するのは

あくまで通過点です。

 

その次のフェーズは

いかにキャッシュを手元に残すか

という課題に直面します。

 

正直なところ、市場選定・商品開発をしっかり進めていけば

販売個数や売上を達成すること自体は

そう難しくありません。

 

そこから如何にキャッシュに手元を残していくかの方が

難易度が高く、大事なポイントです。

 

売上が上がったから稼いだ気になっている、

という状態は、実はキャッシュフローが

ギリギリみたいなパターンもありますし、

かつての私もそうでした。

 

では手元にキャッシュを残すフェーズでは何をすれば良いのか、ですが

1. 広告費の削減

2. 市場価格よりも高く売る

の2点が主な方向性になると思います。

 

両方お話するとかなりのボリュームになるので、

今回のメールでは1の広告について

お伝えできればと思います。

 

まず、お伺いしますが

BIG KW(競合商品の成約に繋がっている主なKW)が

検索順位1~8位 あるいは、広告で同様の位置に出稿出来ていますか?

 

こういったKWはボリュームが大きく

出稿しているセラーも多いので

ACOSが悪くなりがちです。

 

BIG KWを育てない・広告もかけない

というパターンもありますが、そうすると

恐らく想定していたよりも、小さな売上・利益に落ち着き

中途半端な販売戦略になる可能性が高いです。

 

BIG KWに関しては

割りきって広告を掛けてSEOを育て

徐々に広告を弱めていくという形だと

一見赤字が大きくなるように見えますが、

最終的に着地する売上や手元に残るキャッシュは

多くなると思います。

 

もちろん、BIG KWで検索された時に

しっかりと選ばれるような商品開発や

カタログが完成していることは大前提です。

 

また、もう1つご質問させてください。

SEOが育ち切っているKWについて

広告の出稿はどう判断されていますか?

 

これに関しては正解がなく

出稿しながら利益が最大化するポイントを探ります。

 

極端な話、オーガニックSEO1位のKWで

広告を最上段で出稿していると

後者の方が上にあるので、そちらから購入する可能性も高く

無駄な広告になっていることもありますからね。

 

一度入札単価を下げるなどして、

販売個数が変わらなければ

その分手元に残るキャッシュは多くなります。

 

ただ、この動きは必ずしも正解とは言えず

自身が入札単価を下げて空き枠となったところに

繰り上がって出稿していた他社に

シェアを取られるパターンもあると思います。

 

広告は、枠を埋めてしまい

シェアを守るという使い方も出来る訳です。

 

これを使うべきかそうでないかは数字の推移を確認して

ご判断いただければと思います。

 

指名買いが多い商品なんかは、

自社のブランド名を含め指名KWなど

広告枠を埋める形で

ガチガチに固めてしまうことも多いですね。

 

競合の販売戦略にもよりますが、

指名買いが多い商品を扱っていて

まだ実施していない方はお試しいただければ

割と良い結果になるかもしれません。

この辺もまた機会あればお話してみようかと思います。

 

こういった小ネタだったり、実際の販売経過など

より臨場感ある情報もTwitterで呟いていくと思います。

 

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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